愛犬家連続殺人事件」を題材にした映画『冷たい熱帯魚』という映画は世間で名作とされているんだけど

個人的には「微妙じゃね?」と思ってました。

ずーっと思ってたことなんですけど、せっかくブログをやってるわけだし書いてみようと思います。

ネタバレもあるので観たこと無い人は注意です。




「実話」という肩書きに頼りすぎている

この映画は実話とされていて、実際に映画のOPには「This Is Not Fiction」と英語でデカデカと表示される。(これがまたダサい)

『冷たい熱帯魚』の宣伝には「実話」という謳い文句で売り出しているし他の映画ブログを見てみると、どのサイトもこの映画の感想を語る際には「この映画は実話」と書かれている。

それほどに実話というのはインパクトがデカイ。

 

しかし逆に考えるとそれしかない。

映画の出来を語る前に「実話を元にした映画」というのが先行してしまって、どのサイトでも映画のクオリティについてはあまり書かれていない。

まあしょうがないと思う。

ぶっちゃけ「実話」っていうのがなかったら、この映画つまらんもん。

 

ストーリーは、

主人公が犯罪に巻き込まれる

次第に主人公も犯罪に加担するようになる

 

これだけだもん。

こんな作品はいくらでもあるし、どんでん返しがあるわけでもない。

マジで凡作として埋もれていくレベルだと思う。

だから「実話」というところをアピールするしかないんだよね。

冷たい熱帯魚のおもしろいところ

ボロクソ言ったけど、いいとこもあります。

でんでんの怪演

さんざん言われてることだけど、この映画といったら彼の演技だよね。

「ボディーを透明にしちゃえばいい(死体を消せば捕まらない)」

これだよね~!!

 

余談だけど、上記のセリフが好きな人は「山中湖連続殺人事件」もおすすめ。
借金に追われた警察官が「死体が見つからなければ絶対に捕まらない」と言いながら人を殺しまくる実話です。

 

でんでんさんの演技はすごいんだけど、もっと褒めるべきはキャスティング。

こんな好々爺みたいな人に凶悪殺人犯の役をやらせた人は天才だわ。

 

逆に娘役の女の子の演技はひどかったね。

前に園子温監督のインタビューか何かで、

「演技指導は厳しくやるけど流れがよかったら止めない」(←うろ覚えなんで間違ってるかも)みたいなことを言っていたのですが、あの演技は撮り直せよ~と思った。

崩壊した家庭の描写

主人公「おい! 飯を作れ!」

嫁「はい!(急いで冷凍食品をレンジでチンする)」

っていうシーンが最高だったわ。

 

上の説明だとコントか? って思われそうだけど、メチャクチャ良いシーンです。

この嫁っていうのが再婚した2番目の奥さんなわけで、すごい美人なんですよ。しかも巨乳。

そして上記のシーンというのが、家事を全くやらない、再婚相手を顔だけで選んだことをよく表していてすごくイイね。

また、ごく一般的な家庭の非日常っぽさを演出していて最高です。

上でボロクソ書いたけどここはすごいです。園子温監督すごい!



実話を元にした商売をしている連中が嫌い

なんで私がこの作品をボロクソ言ってるかというと、凄惨な事件を面白おかしくコンテンツ化しているゴミ連中が大っ嫌いなんですよ。

ノンフィクション作家とかいうクズ

よく凶悪事件のノンフィクション小説がありますが、私はあれが大嫌いです。

だって想像してみてください。

ノンフィクション小説で取り上げられるのは連続殺人事件や幼児殺害などの悲惨な事件。

そしてノンフィクション作家はそんな事件の被害者や遺族などを追いかけ回し、思い出したくもない過去の事件を語らせ、面白おかしく本にして金を稼ぐ。

最低最悪の職業です。

想像しただけで胸糞悪いわ。

 

低品質なノンフィクション作品について

私は過去にいろいろなノンフィクション小説を読みました。

↓たとえばこういう本

そして、「ある作品」を読んで衝撃を受けました。(上で紹介した作品が低品質だというわけではないです)

その作品にはこのような文章がありました。

ここから先は調査してもよくわからなかったので、著者による想像や推理によって書かせていただきます。




は? 何言ってんの?

これノンフィクションじゃないの!?

なんで事件とは全く関係ないアンタの想像なんか聞かされなければいけないの!?

 

マジで呆れました。

こんなリテラシーの持ち主だから事件をほじくり返して平気で被害者遺族を苦しめるんだろうな。

 

そしてこうしたことをするのはノンフィクション作家だけではないのです。

凄惨な事件に群がる小説家ども

「北九州連続殺人事件」という事件をご存知ですか?

これはとある一家を洗脳しお金を巻き上げ、最終的には殺し合いをさせ、家族の遺体を解体・遺棄させた恐ろしい事件です。

詳しくはこちら:北九州連続殺人事件-wikipedia-

この事件が明るみになった結果、

クズ小説家どもがこの事件に群がりました。

 

どいつもこいつも、この事件を元にした、というかほぼ同じもの…つまりパクった作品を書き

結果的に文芸界に同じような作品が溢れかえりました。

 

上に書いたとおり私は被害者やその遺族をエサにして金儲けする奴らが大嫌いです。

しかしこの小説家たちはそれだけでなく「パクリ」と言ってもいいようなことをしました。

どの作品を読んでも、北九州連続殺人事件をそのまま説明しただけのようなストーリーでほとんどアレンジされていないような作品ばかりなのです。

もしかしてwikipedia読みながら書いたんじゃねーのか?

 

私はそれまで小説家のことを

頭が良く、高尚な職業だと思っていました。

しかし実際には、慈悲など無くパクリを行うゴミの集まる職業だと知ったのです。

 

もしも、「稼いだ収入を被害者及び被害者遺族に全額渡している」という作家の方がいましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

意見を撤回、もしくは修正いたします。

終盤、『冷たい熱帯魚』とは関係なくなっちゃったけど、どうでしたか?

「ノンフィクション作家はクズ」っていうところに共感してくれる人がいたらうれしいな~と思います。

 

この記事を書いていたら冷たい熱帯魚が観たくなったので、Amazonプライムビデオで視聴しました。

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↓冷たい熱帯魚もちゃんとあります

上記の理由であんまり紹介したくないけど、
この映画の元となった事件の本↓