「無職は生きてる価値がない。働け」みたいな意見を見るんだけど、これはまちがっている。

正しくはこうなる。

「無職を働かせる価値はない。家に閉じ込めておけ」

 

「どんな人材でも、働かせれば利益を生む」だなんて思ってるヤツはゲームやアニメの見すぎだろう。

世の中には、「あんなヤツ、いないほうが仕事がはかどるのに」と邪険にされる人間がいることを忘れてるんじゃないか?

学生時代の体育の授業でもいただろう。

「うわ〜、あいつと同じチームかよ。絶対に足引っ張られるわ」←こんなヤツ

 

ゲームやアニメの世界と、現実世界はちがう。

現実世界には、「能力値がマイナス」な無能が存在しているのである。

こいつらを働かせることは社会的にマイナスとなるのではないか?

 

今回は、無能を世の中に解き放つことのデメリットを紹介しよう。

他人に迷惑をかける人間は外に出すな。家に閉じ込めておけ

無能を世に放つことで損害が出る例として、東池袋自動車暴走死傷事件を紹介したい。

元経済産業省の飯塚幸三さんが車で人をはね、10人が重軽傷、母子2人が死亡した事件である。

警察は飯塚さんを逮捕せず、本人もその後の聴聞会の出席を拒否したことから、「勲章持ちの権力者なら、人を殺しても無罪なのでは?」と大炎上に発展した。

この場合、無能な働き者とは飯塚さんのことである。

88歳で車庫入れもできないくせに車を運転し、結果として人を轢き殺している。

無能がしゃしゃり出たせいで、多くの犠牲が出ているのだ。

 

飯塚さんが出した損失について考えてみよう。

日本人の生涯賃金は、1人あたり3億円といわれている。

飯塚さんの暴走事故によって2人の命が失われたので、経済的な損失は6億円。

つまり、無能が暴走したことによって、日本は6億円もの被害を負っているのだ。

 

これを防ぐために、飯塚さんのような老人にはタクシー代として100万円ぐらいを渡し、おとなしくしてもらっていたほうがよかった。

これなら日本全体の利益としてはプラスになる。

【-6億円】と【-100万円】のどちらが得か、一目瞭然だろう。

 

この【100万円】を渡して【6億円】を得る方法、その仕組みこそ「ベーシックインカム」なのだ。

無能に金を渡し、家から出さない。社会に出さない。

他人に迷惑をかける無能を座敷牢に閉じ込め、飼い殺しにするベーシックインカムこそ、長期的な目で見れば大きな利益を生むのである。

引きこもり・ニート・無職は確実に無能。社会に出すな

長期間ニートや引きこもりに話を戻すが、こいつらは99%無能である。

こういう無能は絶対に働かせるな。社会に出すな。

さっきも書いたが、6億円の被害が出ることは明白である。

いや、6億円どころの騒ぎでは収まらないかもしれない。

 

その例としてあげる無能は、バイトテロだ。

バイトテロとは、無能をバイトとして雇ったせいで大損害を食らう社会問題である。

回転寿司店の「くら寿司」では、無能バイト店員が食材をゴミ箱に入れてから調理する動画をアップし大炎上した。

その結果がこちら。

運営会社の株は投稿発覚後に130円下落し、時価総額約27億円の損失が発生

たった1日で、27億円の損失を出す。これが無能の力だ。

 

考えてみてほしい。

あなたの身内に引きこもりニートがいたとする。

そいつを強制的に働かせ、これでひと安心と思ったら、数日後に27億円の損害賠償の請求が届くのである。

あなたは封印されし悪魔を眠りから起こしてしまったようなもんなのだ。

 

昔は無能が生まれたら、死ぬまで蔵に閉じ込めて外に出さないようにしたらしいが、現代でもこの手法を取り入れるべきかもしれない。

いやいやそんなことをしなくても大丈夫。

さっきも書いたが、「ベーシックインカム」を使えば、無能を無力化することができるのだ。

 

無能は金に釣られる。

その習性をたくみに操り、金によって無能を飼い殺しにすれば、火の粉が降りかかるのを防げる。

ならばわれわれは、奇跡のシステム「ベーシックインカム」を全力で支持しようではないか。

 

歴史上の賢人たちも、以下のような言葉を遺している。

「無能な働き者は害悪である」 (ゼークト)
「活動的な馬鹿より恐ろしいものはない」 (ゲーテ)
「無能な味方よりも有能な敵のほうが役にたつ」 (マキャヴェリ)
「真に恐れるべきは有能な敵ではなく無能な味方である」 (ナポレオン)

これでもまだ、無職を働かせますか?

無職を働かせるより、高額納税者を応援したほうがいい

「無職に働けと説教する風潮」を疑問視する理由は、もうひとつある。

それは、無職が働き出しても何もおもしろくないところだ。

無職系YouTuberに向かって「働け」とかコメントするバカがいるけど、そんなことしたら意味ないじゃん。

社会のゴミが働いて真人間になったら、何もおもしろくないじゃん。

 

「ニコニコ動画はオワコン」←これに反論します』でも書いたけど、インターネットの楽しみ方をわかってないバカがじつに多い。

では、インターネットの楽しみ方をおさらいしてみよう。

それは、実生活ではとうてい見ることのできないような底辺を観察できることにある。

 

インターネット界にはさまざなな人間がいる。

犯罪者、危険思想の持ち主、自分に酔ったナルシスト、破滅願望を持つ落第者。

昔だったら映画や小説のフィクションでしか見ることのできなかった危険な連中を、インターネットでならいくらでも見ることができる。

そいつらに就職を勧め、更生させようとしてるヤツ、バカじゃねーの?

 

たとえば私も無職だけど、私が働いたとして、あなたはおもしろのか?

それよりも、私が無職を続けたことで親から縁を切られ家を追い出され、そこらへんで飢えて野垂れ死ぬほうがよっぽどおもしろい。

2ちゃんねるで『無職ブロガー、親に勘当されて餓死するwwwww』とかスレが立てば、それは最高のエンターテイメントだろう。

こんなおもしろい展開があるのに、なぜそれを阻止しようとする?

無職を働かせようとするバカの常套句「税金を納めろ」

無職に向かって「働け」といっている人は、理由として「税金を納めろ」と突きつける。

しかし私はいいたい。

無職が働いたところで、ろくに稼げないんだから小銭しか納税できねえよ。

今まで引きこもってた無職が一念発起したところで、年収は200万円ぐらいだろう。

こんな低所得者からは、少額しか税を徴収できない。

税金をたくさん徴収したいなら、金持ちと税務署を煽るべし

無職に「働け」と説教する暇があるのなら、ホリエモンZOZOの社長あたりに「もっと働け、そして所得税をもっと納めろ」とメッセージを送るべきだ。

ZOZOの前澤社長は2018年、70億円を納税したらしい。

ならば彼に「もっと働け」などとプレッシャーを与え、今の3倍働かせれば、210億円も納税してくれることになる。

 

また、税務署の職員に対しても「もっと働け」とメッセージを送れば効果倍増である。

脱税している経営者や、セコい節税をしている連中を厳しく取り締まれば、その分納税額が増える。

狙うはこういう奴らである。

逆に私のようなニートは、一生かかっても納税額は1000万円以下。

 

よって他人に税金をたくさん収めさせたいのなら、無職ではなく

  • 経営者や成功者などの高収入
  • 税務署の職員

へ向かって「もっと働け」と説教を垂れるべきである。

 

よし、私からもいっておこう。

世の中の経営者や税務署職員といった勝ち組連中は、怠けていないでもっと働け。

もっと国に税金を収めるべく、休まずに働き続けろ。弱音を吐くな。

おまえらは世間的に見たら勝ち組だが、生きている限り国から搾取される奴隷だ。


 

以上のことから、無職に労働を強要するのは得策ではないと考える。

 

最初にも書いたが、無職に働かせる価値なんてない。

仮にニートを見世物としてYouTuberにさせたり、ベーシックインカムを与えて社会に出さないようにさせたりするのも、実現には少し時間がかかる。

しかし、今まで説明してきたように、焦って「働け」などといってはいけない。

 

どちらも大きな利益を得るためには、長期的な視点が重要なのだ。

目先のちいさなエサに飛びついてはいけない。

このことを心に刻んでほしい。

ここまで読んでくれたあなたならわかるだろう。

断じて私に「働け」などと説教してはいけないのである。

天才を殺す凡人
ベーシック・インカム入門