大好きな作品である『ひぐらしのなく頃に』のことについて書きました。

共感してくれたらコメントしてくれるとうれしい!

注意

この記事は『ひぐらしのなく頃に』をプレイ済みの人が読んでいることを前提に書いているため、思いっきりネタバレを含んでいます。
未視聴・未プレイの方は見ないようにしてください。

ひぐらしの魅力

日常と非日常

ひぐらしの1番の特徴と言ったらこれだな!

部活中では仲良くやってるのに、ある時期を越えると人が変わったように恐ろしくなっちゃう。

日常と狂気の境目が怖いんだけどメチャクチャ引き込まれます。

 

これに関しては作品の設定がさらに恐怖を増してると思う。

ひぐらしの舞台となる『雛見沢村』がとんでもなく不気味な村なんだよね。

最初は「のどかな村だな~」って感じにしておいて、実は閉鎖的で過去には凶悪な事件を起こしたところだったりします。

 

『綿流しのお祭り』か『オヤシロさまの祟り』について話題が出た辺りからガラッと雰囲気が変わり始めます。

 

設定に関して言わせてもらえば

「田舎×ヤクザ」ってめちゃくちゃ怖いな!

だってあんなに閉鎖的な社会にヤクザ閉じ込めておいたらヤバイに決まってるじゃん!

あんなところに住んでたら息がつまるし、園崎家の言うことを素直に聞くしかないわ。

 

伏線回収がすごい!

『ひぐらしのなく頃に』という作品は、同じ数週間を何度も繰り返す作品です。(観測者にとっては)

惨劇が起こって主人公が死んだとしても、鬼隠し編→綿流し編→祟殺し編→・・・・というように章が変わり、

今までとは違う視点であったり違うルートを見ることができるわけです。

 

だからストーリーを進めることで「あの時あのキャラはなぜあんな行動を取ったのだろう」という疑問が解消されていきます。

これが本当に気持ちよくて「ああ~! そういうことだったのか~!」ってなります。

 

キャラクターが魅力的

いろんな良いキャラクターがいるんですが厳選して3人を紹介。

大石さん(大石蔵人)

この人はすっごく嫌らしいキャラしてるんですよね。

しかもコイツが物事を引っ掻き回すから圭一くん達が疑心暗鬼になって、ことごとくバッドエンド行きになってます。

本っ当に嫌な奴。

 

だけどそれがいい!

私は創作に関して言えば大石さんのこそ、ひぐらしのなく頃にのMVPだと思っています。

だって彼がいたからこそ上に書いたように疑心暗鬼になって怖さが増すんですよ。

大石さんがいなかったらここまで面白い作品にはならなかったと思う。

 

漫画やアニメの嫌らしいキャラクターってだいたいが黒幕とかのメインキャラなんだけど、大石さんはモブキャラです。

モブのおっさんの癖にここまでキャラが立ってるってすごいですよ。

 

前原圭一

他の漫画・アニメの主人公って完全無欠なキャラクターが多いんだけど、この作品の主人公である圭一くんは結構情けないところも多いです。

綿流し編では自分が鬼隠しの候補と知った恐怖から詩音に当たり散らかします。

この場面とかスッゲー情けないよ。

 

他にもレナに説教食らったり魅音にブチ切れられたりとカッコ悪いとこが多いなと思いな~って思ってました。

だけど私はそういう主人公に魅力を感じます。

ここまでカッコ悪いところをさらけ出せる人間臭いキャラクターってあんまりいないよ。

 

だけどカッコ悪いのは最初だけで「解答編」からはめっちゃかっこよくなる!

仲間を守るために奮闘して、村の大人たちも巻き込んで、困難や運命だってブッ壊すとこが格好いい!

 

竜宮レナ

はっきり言ってコイツが1番怖いんじゃないかな。

だって鬼隠し編とかマジでやばかったもん。

「得体の知れない奴」っていうのがシックリ来ると思う。

作中で1番イかれてるであろうキャラの詩音もレナにはビビってたし、レナは本気で危ない。

 

ただ、アニメ版で大人になったレナが出てきて、「あの時はどうかしてた」みたいなことを言ってたから

ただの中二病だったのか? って微笑ましいような悲しいような……。

 

「じゃあ、始めるよ。 竜宮レナ、一世一代のがんばり物語を……!」

↑このセリフ結構好きです。

 


キャラクターに関して言うと、ひぐらしって「キャラの使い捨て」をしないところが素晴らしいと思います。

少年漫画とかだとキャラの使い捨てって頻繁にやってます。

ああいうことされると、「作者が話を思いつかなかったから、とりあえず新キャラ出して時間稼ぎしたんだな」と萎えます。

悟史とか律子とか使い捨てかと思いきや他の章でも出てきたので感心しました。

ひぐらしのなく頃にの名言・好きなセリフ

おはぎ、うまかったぜ

「罪滅し編」にて前の世界の記憶を取り戻した圭一くんが言ったセリフ。

「……わかんなくてもいい…、わかんなくてもいい…。…わかんなくてもいいから……聞いてくれ……。……本当にすまなかった……、そして…おはぎ…。……うまかったぜ、……本当にうまかった…。元気が出た。
……だから、……俺、明日からちゃんと学校に通えるから……、また明日も、……学校で会おうなって……、……それが…言えなくて………。…今日まで…感謝の言葉が遅れて本当にすまなかった…!!
俺は魅音を、いや、仲間を誰だろうと!! 二度と疑わない!! 二度とだ、絶対にだッ!! だから魅音、……………あの日の俺を、…どうか許してくれ……………。魅音が命を賭けてくれたことを俺は知ってる……。だから、……いつか魅音に何かの不幸が訪れたら、俺は絶対に命を賭けて助けるからな。絶対だ、約束する……!!」

これ、最っっ高に好きです。

ひぐらしのセリフの中でナンバーワンに君臨してます。

この文章を見るだけで泣ける、っていうか今もウルウル来てます。

 

このセリフにはいろんなことが詰め込まれてるんですよね。

  • 仲間を信じることのできなかったことへの後悔
  • あの時言えなかった言葉(「おはぎ、うまかったぜ」「明日から元気に学校へ行けるよ」)
  • 圭一くんの仲間を想う気持ち

圭一くんはこの言葉を言うときにどんな想いだったのだろう、と考えると泣けてきます。

 

 

このセリフ大好きなんですけどアニメ版、漫画版ではカットされちゃってます。

私はアニメから入って、その後に漫画→小説と移ったのでこのセリフを初めて見たときは、

「なんでこんな良いセリフ削っちゃうの!?」

と思いました。

これカットしちゃダメでしょ……。

 

てめぇは俺の仲間の敵だ。ってことは俺の敵だッ!!

沙都子を救うための協力を申し込んだ圭一くんに鬼婆が首を縦に振らなかった時のセリフ。

「なら決まりだな!!
てめぇは俺の仲間の敵だ。ってことは俺の敵だッ!!
今この場で息の根を止めてやるぜえ!
魅音、お前がすぐに頭首を継いで俺を支持しろ!!
ババア今この場で絞め殺してやらああッ!!!」

 

自分の仲間を見捨てようとした鬼婆に対してブチ切れて「殺す」と言っているのかと思いきや、

「今この場で息の根を止めてやるぜえ!魅音、お前がすぐに頭首を継いで俺を支持しろ!!」

というセリフからわかるように圭一くんは実は冷静で、「魅音を頭首にして命令権を奪う」という目的があるのがちょっと笑えます格好いいです。

 

圭一くんが園崎家及び鬼婆に啖呵切るところはどれも格好いいです。

園崎家に楯突くってことは、村全部を敵に回すってことだしヤクザも敵に回します。

しかもそんなことしたらオヤシロさまからも呪われるんじゃね? って感じで全ての人が絶対服従の中、圭一くんだけは違います。

 

大人だって恐れている鬼婆相手に中学生の圭一くんが怒鳴り、掴みかかりで常識だって運命だってぶっ壊しちゃうわけです。

なんでそんなことしてるのかっちゅーと仲間を守るためなんですよね。

ありふれたことなのだけど、仲間のために必死になる姿を見てるとこちらも熱くなります。

 

これを読んだあなた。真相を暴いてください。それだけが 私の望みです。

どうしてこんなことになったのか、私にはわかりません。
これをあなたが読んだなら、その時私は死んでいるでしょう。
・・・死体があるか、ないかの違いはあるでしょうが。
これを読んだあなた。真相を暴いてください。
それだけが 私の望みです。

前原圭一

鬼隠し編の最後に出る圭一くんの遺書。(告発状)

しかもこの遺書まで謎を深めるファクターとなっているのがすごいよな~と思う。(何者かに切り取られているところ)

うみねこのなく頃にでも使われているし竜騎士07さんのお気に入り?

「なく頃に」の新シリーズが出ても使われそうだな。

 

アニメとか漫画とか原作とかいろいろあるがどれをやったらいいのか

『ひぐらしのなく頃に』は本当にたくさんのメディア展開がされているので、どれをやったらいいのか迷うと思います。

いろいろある中から厳選するなら

  • 原作ゲーム
  • コンシューマー(移植版)
  • 小説
  • 漫画
  • アニメ

がおすすめです。

……なんですが、偉そうに言っときながら原作やったことないので(ごめんなさい)それ以外を紹介します。

 

その前に言わせてもらう。

ひぐらしをアニメだけで済ませてる奴、お前人生損してるから。

 

小説

小説版は原作ゲームのテキストをそのまま小説にしたものになっています。

挿絵は無いんですが、最初の数ページにカラーイラストがついていてtipsのところにも軽くイラストが付いています。

 

1巻のあとがきで竜騎士07さんが「小学生レベルの文章ですみません」みたいなこと書いてあるんですが、全然そんなことないです。

私は癖のない文章で非常に読みやすいと感じました。

 

私としては小説版を強くおすすめします。

というのも、アニメ→漫画→小説と移って感じたのですが、アニメや漫画は大事なシーンが削られていたり省略されているのですよ。

たとえば、上で紹介した「おはぎ、うまかったぜ」もアニメだと省略されちゃってて魅力半減です。

ひぐらしの全てを楽しむのなら、原作ゲームか小説版がおすすめです。

漫画版

漫画版の特徴としては、すっげーグロい。

原作でさえ伏せ字にされていたシーンが思いっきり絵でも文章でも描かれています。(鷹野さんのいた施設の拷問とか)

 

個人的には梨花ちゃんのお母さんを行きたまま○○するシーンがキツかった。

コミカライズ版はなんていうか……すっごく尖ってるね。本当にグロい。

掲載誌がガンガン系列なんだけど、それを知って納得です。

アニメ版を観るよりかは漫画版の方がおすすめです。

アニメ

かなりカットが多いです。

伏線も投げっぱなしの部分があるので正直おすすめはしません。

初見の場合、村の雰囲気や世界観を知るためにアニメを観るのはありだけど、小説版や漫画版を読んだ後だとちょっと物足りないかも。

『ひぐらしのなく頃に』が好きな人におすすめの作品

おおかみかくし

物語 4.0
怖さ 4.4
キャラ 4.2
演出 4.2
総合評価 4.2
媒体:
ノベルゲーム

【ジャンル】
ホラー

【ストーリー】
ある田舎のニュータウンに引っ越してきた主人公は「旧市街へは行くな」と警告を受ける。

その発言を不審に思う主人公だったが、クラスメートの自分を見る目がどこかおかしいと気づき始めるのだった。

 

管理人のレビュー

これはゲームなのですが、竜騎士07さんがシナリオを担当しています。

  • 閉鎖的な村に主人公が引っ越してくる
  • クラスメートが何か隠し事をしている
  • 村の住民は特殊な体質をしていて場合によっては死に至る
  • 惨劇が起こる

このように、ひぐらしと結構似ています。

 

正直に言うと、ひぐらしよりは少しクオリティが下がるという感じなのですが竜騎士07さんのファンは買いだと思います。

怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る

物語 4.1
怖さ 4.1
キャラ 4.0
演出 4.3
総合評価 4.2
媒体:
小説

【ジャンル】
都市伝説、ミステリー

【ストーリー】
“田 無 美 代 子 を 呪 っ て く だ さ い”
「だからさ、……俺たちが作らないか? 新しい祟りをさ。」 学校の七不思議の“八個目”となる“新しい祟り”――「お骨サマの呪い」を僕たちが作った、あの夏。それは、止め処ない悪意と恐怖の幕開けだった――! あの竜騎士07が文芸雑誌『ファウスト』に寄稿し、小説家デビューを飾った伝説の一編が万を持しての星海社FICTIONS化。傑作『ひぐらしのなく頃に』の世界観ともリンクする極上のホラーをあなたは今、体験する!(講談社から引用)

 

管理人のレビュー

これは竜騎士07さんが書いた小説なのですが、『ひぐらしのなく頃に』と関係する作品です。

中学生になった鷹野三四(田無美代子)が出てくるんです!

 

だけど注意が必要で、もし鷹野さんのことが好きだっていう人にとってはショッキングな展開になっています。

ぶっちゃけ私はショックでした。

これが正史だとは思いたくない……。

Ever17

物語 4.6
音楽 4.4
キャラ 4.4
演出 5.0
総合評価 4.6
媒体:
ノベルゲーム

【ジャンル】
どんでん返し、

【ストーリー】
海の中に作られたテーマパークで事故が起こり、主人公たちは閉じ込められてしまった。
施設が水圧によって崩壊するまでは残り約170時間17分。

 

管理人のレビュー

前原圭一くんの声を当てている保志総一朗さんが主演を勤めているノベルゲームです。

声優繋がりで紹介しているわけではなく、本当におもしろいんです。

 

このゲームでは終盤に差し掛かったところで「世界の真実」が明かされます。

これが本当にビックリするようなもので、それを知ったこのゲームの主人公は

「うわああああああああああああああああ」

と発狂寸前になって驚きます。

 

そしてゲームをやっている私も

「うわああああああああああああああああ」

となりました。

 

もう本っ当にビックリしましたよ。

ノベルゲームが好きな人は絶対にやったほうがいいです。

これを読んで気になった方、wikiなどを見たり検索したりしないでください。

Wikipediaに思いっきりネタバレが書いてあります。

 

このゲームの名曲

 

ADV好きを名乗っててEver17未プレイの奴はモグリ決定だから。

黒祠の島

物語 4.0
文章力 4.4
キャラ 4.0
演出 4.2
総合評価 4.2
媒体:
小説

【ジャンル】
ミステリー、田舎、陰湿

【ストーリー】
「そう――ここは黒祠なのですよ」近代国家が存在を許さなかった“邪教”が伝わる、夜叉島。式部剛は失踪した作家・葛木志保の姿を追い求め、その地に足を踏み入れた。だが余所者を忌み嫌う住民は口を閉ざし、調査を妨害するのだった。惨事の名残を留める廃屋。神域で磔にされていた女。島は、死の匂いに満ちていた。闇を統べるのは何者なのか? 式部が最後に辿り着いた真実とは。(新潮社から引用)

 

管理人のレビュー

失踪した友人を探している主人公が友人の育った島へと行くのですが、その島の住民がみんな示し合わせたように何か隠しているという作品です。

作者の小野不由美さんは他にもホラー小説を書いていて、「屍鬼」という作品も閉鎖的な村で起こる惨劇のお話です。

真昼の悪魔

物語 4.8
文章力 4.5
キャラ 4.3
演出 4.5
総合評価 4.5
媒体:
小説

【ジャンル】
病院、不気味

【ストーリー】
患者の謎の失踪、寝たきり老人への劇薬入り点滴……大学生・難波が入院した関東女子医大附属病院では、奇怪な事件が続発した。背後には、無邪気な微笑の裏で陰湿な悪を求める女医の黒い影があった。めだたぬ埃のように忍び込んだ“悪魔”に憑かれ、どんな罪を犯しても痛みを覚えぬ虚ろな心を持ち、背徳的な恋愛に身を委ねる美貌の女――現代人の内面の深い闇を描く医療ミステリー。(新潮社から引用)

 

管理人のレビュー

病院の中で奇怪な出来事が多発する話。

得体の知れない雰囲気がひぐらしと似ていると思います。

私はこういう不気味な話が好きなので特にこの小説は楽しめました。

ホラー映画の『オーメン』と雰囲気が似ています。

STEINS;GATE

物語 5.0
音楽 4.8
キャラ 4.9
演出 4.9
総合評価 5.0
媒体:
ノベルゲーム

【ジャンル】
ループもの

【ストーリー】
舞台は2010年夏の秋葉原。厨二病から抜け出せない大学生である岡部倫太郎は、「未来ガジェット研究所」を立ち上げ、用途不明の発明品を日々生み出していた。だが、ある日、偶然にも過去へとメールが送れる「タイムマシン」を作り出す。世紀の発明と興奮を抑えきれずに、興味本位で過去への干渉を繰り返す。その結果、世界を巻き込む大きな悲劇が、岡部たちに訪れることになるのだが・・・悲劇を回避するために、岡部の孤独な戦いが始まる。果たして彼は、運命を乗り越えることができるのか!?(アニメから引用)

 

管理人のレビュー

私はアニメやゲームで泣いたことが無かったし、「アニメ観て泣いた」と言っている人は”比喩表現”でそう言っているだけで本当に泣いているわけでは無いと思ってました。

「アニメやゲームで泣くとかバッカじゃねーの?」と思ってた。



このゲームと出会うまでは。

ボロ泣きしましたよ。

人生で初めてゲームやって泣いたわ。

 

この作品はアニメ化されてるんですが、そっちははっきり言ってゴミです。

原作厨と言われようともこれだけは曲げられない。

絶対に原作をやれ。

最後に個人的な感想

鬼隠し編(圭一くん回)

雛見沢村、魅音、レナ怖すぎ!

っていうのが私の感想でした。

完全に村の連中を悪だと思ってた。
だいたいさぁ、鬼隠し編の惨劇の理由が「お葬式に行ったから」なんて誰もわかんねーよ。

でもそれは竜騎士07さんが上手いからで、鬼隠し編の最初で

「やあ、俺の名前は前原圭一。この雛見沢村に引っ越し来て数ヶ月、最初は何もないところだと思ってたけど空気はおいしいし学校は楽しいしでとても気に入った。そして今日は久しぶりの学校なんだ。」

みたいに言ってる最中に、メッチャクチャさり気なく「葬式(法事)」っていうワードが出てくるだけなんですよね。

こんなの誰も気づかねーよ!!!!

 

プレイヤーや視聴者は、新しくプレイする作品の世界観やキャラクターの名前を覚えようと必死だから、主人公が雛見沢を離れていたことなんか見落としちゃうわけです。

 

いや~上手いね。

私は完全に「圭一くんが村の知ってはいけないことを知りそうになったから消された」だと思ってました。

 

それと最後の場面で魅音が入江先生を「監督」って呼ぶのも恐怖を増してますね。

初見だと「監督」と言ったら工事現場の監督しか思い浮かばなくてとても怖かった。

 

綿流し編(魅音回)

「富竹さんと鷹野さんの2人が死んだから今年の生贄は2人!つまり詩音と圭一くんが鬼隠し!」




この絶望感と恐怖ヤベーわ。

 

綿流し編の圭一くんは精神状態ヤバイでしょ。

いろんな人からチクチクずーっと攻撃されて、見てるこっちも辛かったよ。

 

だからこそ梨花ちゃんの言葉は心強かったな~。

梨花ちゃん「大丈夫ですよ。猫さんは僕が守ってあげますです。何匹かの犬さんが、きっと勘違いしているだけなのです。ちょっと大変だけど、頑張りますです。ふぁいとおーなのです!」(←この子は天使かい?)




と思ったらその梨花ちゃんが鬼隠し。

どこまでユーザーと圭一くんを追い詰めれば気が済むのだ。

 

そんでその後も梨花ちゃんの家の2階から侵入しようとしたときに魅音(詩音)が「沙都子は呪われた子なんだッ!」みたいに言ってハシゴを揺さぶるところがメチャクチャ怖かった。

 

そして結末で上げて落とされたよ。

助かったと思ったら刺される→一命をとりとめたと思ったら死亡

二段オチはやめろ。

 

最後の圭一くんの病室に魅音が現れるシーン、漫画版だとすごいですよ。

見開きページを連続で3ページぐらい使ってるし、絵もバケモノみたいなことになってるので直視できないレベルです。


 

初見の時は魅音がとんでもない悪魔に見えた一方で、詩音は天使だと思ってました。

物腰が柔らかいし、男勝りな魅音と違って女性らしさがあるしで、ぶっちゃけ詩音のこと好きでした。

それがまさかあんなことになるなんて。

 

祟殺し編(沙都子回)

今までは狂気への豹変が怖かったんだけど、「祟殺し編」に関しては沙都子の豹変っぷり(病んでいく感じ)が怖く悲しかった。

常時レ○プ目だし、ゲロ吐いちゃったりと見ていて辛かったです。

そして梨花ちゃんがリアル綿流しみたいな目に遭うシーンはショックでした。

 

最後の吊り橋のシーン、やはりとは思ったけどバッドエンドでした。

持ち上げておいて一気に落とされましたね。

 

そして「雛見沢大災害」とかいう超バッドエンド。

吊り橋から落とされたと思ったら生還→全ての住民が死亡→沙都子暗殺→圭一くん発狂のち死亡




今度は4段オチかよ。

死体が見えずともレナの帽子が落ちているところの絶望感もすごかった。

ちなみに雛見沢大災害後のルートとして宵越し編鬼曝し編があります。


そして大石さんが(悪い意味で)活躍しますね。

入江先生も大石さんのことを「しつこい男だ」と苦虫を噛み潰したように言ってます。

そして雨の中で圭一くんに穴を掘らせるという鬼畜プレイ。

発言も刺々しいし彼のことが一気に嫌いになりました。

 

「祟殺し編」では幽霊的な怖さがありました。

  • 消えた死体
  • 圭一くんが2人いる?
  • 圭一くんの呪い殺す能力

上の2つは魅音やクラスメートたちが圭一くんのためにやっていたことなんだけど、意思疎通が上手くいってなくて疑心暗鬼を強めるだけになっちゃったね。

でも部活メンバーはわかるとしても、富田くんなどの幼いクラスメートまで協力しているところが少し怖かった。

 

詩音の狂気再び

この記事を書く前にひぐらしについて調べてたらこんなものを見つけました。

「ひぐらしのなく頃に」について。
祟殺し編で、圭ちゃんは沙都子の叔父を殺害
しかし次の日、沙都子は叔父は生きていると言ってますよね。
死体が消えていたり、皆が圭ちゃんを「祭にいた」と言っているのは
村ぐるみで圭ちゃんを庇ってたため、で納得出来るんですが
上記の沙都子の発言は、「沙都子の嘘or幻覚」なのかそれとも「圭ちゃんが間違って別人を殺してしまった」なのか、どちらと捉えればいいんでしょう?

 

恐らく詩音が沙都子をいじめに行ったのかと思います。祟殺しで沙都子が風呂で一万秒数えさせられていたのは目明しで詩音が魅音に対して言った「ごめんなさいと1000回言え」と似てます。また、橋のうえで沙都子は「オヤシロ様の祟りは親しい人から殺していくと聞いた」と言ってました。これは目明しで詩音が魅音に対し、行った拷問の発想そのもの。
圭一は叔父を確かに殺しています。つまり、詩音のことを叔父と間違えたのだと思います。恐らく圭一からの電話で悟史への想いが爆発し、沙都子への憎しみも爆発したんでは?

https://games.yahoo.co.jp/qa/detail?qid=1137890231

おいおいおい、これがマジだとしたら詩音ヤバすぎだろ。

「祟殺し編」で沙都子がボロボロになってるのにもかかわらず、さらに追い打ちって……そこまでやっちゃう?

詩音はどんだけ沙都子を憎んでるんだよ……。

しかもわざわざ詩音は叔父の家まで行ったのか。とんでもない執念だ。

 

目明し編(詩音回)




くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ


爪の拷問

詩音が爪を剥がされる拷問を受けますが、あれヤベーよ。

見てられなかった。

詩音の痛がりっぷりが余計にヤバイ。アニメは良い演出してると思う!

 

爪の拷問と言ったら、私の好きな賭博黙示録カイジに出てくる『血のマニキュア』を思い出します。

爪と指の間に針を差し込グリグリと痛めつけ、

そして内側から血が出たのを見て「これは世にも珍しい裏から塗る血のマニキュアだぁ(微笑み)」という悪魔みたいな発言をします。

 

実は私もこれと似たような目に遭ったことがあって、プールに塗装されているペンキが剥がれて足の爪の間にめり込んだんですよ。

めっちゃ痛かった。

尿道カテーテルもメチャクチャ痛い:幼稚園の時に尿道カテーテルをブチ込まれた体験談

逆に詩音が拷問

爪を剥がされて1年後、次は詩音がやる側に回ります。

その前に……個人的に謎
詩音が魅音と鬼婆の会話を盗み聞きしてたところで魅音がブチ切れてたけどあれはなぜ?あの時は詩音が祭具典に侵入したことを魅音は知らなかったみたいだし、何を怒ってたんだ?

 

そんで拷問を開始するわけだけど、鬼婆がスタンガンで往生しちゃったのが悲劇だよな。

長いひぐらし本編の中で数少ない鬼婆発言の場だったのに死んじゃったから真実が語られることなくなってしまった。

 

詩音さんの怒りスイッチ

詩音「公由のおじいちゃんは私の味方だ! おじいちゃん大好き!」

公由「北条の罰当たりが~」

処刑決定

詩音さん怖すぎます~!

 

沙都子と梨花ちゃん死亡

これは……書かなくてもよくない?

だって悲惨すぎるでしょう。

 

梨花ちゃんの死に方はすごかった。

世界を変えるために自ら死んだわけだからラオウや白ひげより格好いい死に様だったのかもしれん。

 

罪滅ぼし編(レナ回)

ここで上に挙げた「おはぎ、うまかったぜ」が出てきます。

 

レナ「背中に乳房のひとつも押し付ければ男なんて勝手に守ってくれる」

レナ「飼い主が死んでも家畜は家畜か」




完全に闇堕ちしてんじゃん……。

好きだったはずのお父さんにボロクソ言ってます。

 

レナの暴走

寄生虫だとか宇宙人だとか出てきた時はシナリオが暴走してるのか? と少し心配になりました。

大石さんも途中から「?」みたいな感じになってましたね。

 

それにしても「疑心暗鬼」ってつらいわ。

当事者も辛いだろうし見てるこっちも辛い。

圭一くんや部活メンバーがレナに温かい言葉をかけて、友情パワーで解決! と想いきや




ここでまた大石さんだよ。本っ当にこの人は疑心暗鬼にさせるのが上手い。

まさに「オヤシロさまの使い」だな。

 

大石さんの登場で完全にバッドエンドルートに入ってしまった。

そんでレナが魅音をボコるシーン、あれを見る限り鬼隠し編の圭一くんより病状が深刻すぎるだろ。

魅音は全く喋らんけど、ナタで殴れつつ何を思っていたのだろう。

 

皆殺し編(沙都子回)

みんなで力を合わせて沙都子を救った!

梨花ちゃんもみんなに悩みを打ち明けて大石さんも協力してくれる!

一気に解決だ!




全員死亡。また上げて落とす戦法か。

 

大石さんと熊ちゃんが殺されるシーンはすごくショックでした。

警察よりも強い組織が存在して、しかもその組織が敵だったという絶望感が大きかったです。

 

鷹野さんが黒幕ってことも明らかになって

お前か~~!!

って感じですよ。

 

鷹野さんは完全に被害者だと思ってたわ。

 

祭囃し編(ラスト)

鷹野三四の過去

鷹野さんってすっげー嫌な奴と思いきや、こんなの見せられたら同情しちゃうわ。

両親と病院で再開するシーンとか「火垂るの墓」に出てくる包帯ぐるぐるでミイラ化したお母さんじゃん……。

 

その後もヤベー孤児院にブチ込まれて地獄のような日々を過ごします。

漫画版を見ればわかるんだけど「手足の潰れた豚の刑」なんてほんとヤベーから。

 

お子様ランチの旗で一喜一憂してる鷹野さんメチャかわいいし悪役としては見れないよ。

 

入江先生の過去

入江先生も結構キツい人生歩んでますね。

両親の仲が完全崩壊しちゃったからその原因を解明するために脳外科に進んで活躍するんだけど挫折。

それを鷹野さんに利用されて、いろいろヤバイことさせられる入江先生。

 

他にも悟史の行方とか現場監督のこととかわからなかったことが氷解して快感だった。

 

最終決戦

羽入が鷹野さんに宣戦布告するシーンはかっこよかった。

でも鷹野さんが羽入のことを異様に嫌悪してたのはなぜなんだろう?

 

祭囃し編はみんな格好いいです。

部活メンバーはもちろんのこと、大石さん、入江先生、葛西とかみんな格好いい。(赤坂はロリコンだけど)

今までのことが嘘みたいに物事が成功していきます。

 

鷹野さんの夢を潰えてしまったわけだけど、両親の事故を免れたわけだし大円団ですね。

 

言葉にすることの大切さ

竜騎士07さんが小説版のあとがきで「この作品を通して友達と話し合うことの大切さを伝えたかった。主人公を無口でクールなキャラにするのは簡単だけどそうしなかった」(←うろ覚え)みたいなことを言っていました。

梨花ちゃんはずっと長い間1人で悩んでいて(羽入もいたけど)最後の方は諦めムードでした。

でも「漫画のストーリーで悩んでて…」みたいな感じで圭一くんや魅音に相談してみたら、簡単に解決策を出しちゃいます。

 

「1人じゃできないことも誰かとならできる」

「言葉にしなくちゃ伝わらない」

ってことですね。


 

そして鷹野さん一家が事故に遭わなかったルートだと「怪談と踊ろう、そしてあなたは階段で踊る」に繋がるのかな?

 

鬼曝し編(外伝)

これは番外編で、御三家の内の1つである君由家の家族が雛見沢村を出て新しい生活をする話です。

 

個人的におもしろいと思ったのが主人公一家の家族構成で

  • 主人公:君由夏美
  • おばあちゃん

となっています。

 

注目はこのおばあちゃんです。

雛見沢村出身の年寄りということで、オヤシロさま信仰がすごいってとこが非常に良い!

何かにつけて「これはオヤシロさまの祟りだ……」と怯えるところが怖くてとてもよかったです。

その信仰心は発展していって御札を家に貼り付けたりする狂気がうまくストーリーを盛り上げていると思います。

↓漫画版は全2巻なので読んでない人はぜひどうぞ

雛見沢停留所(ひぐらしのプロトタイプ)

なんと「ひぐらしのなく頃に」はもともと舞台劇の台本となる予定だったらしいです。

そしてそれを漫画家した作品が「雛見沢停留所」として出版されています。

 

私も読んでみたんですけど、正直よくわかんなかったです。

1巻に凝縮されているので展開が速く、ちょっと難しかった。

最後は夢落ちってことなのか?

 

ストーリーとしては、雛見沢停留所というバス停で雛見沢の人間2人と外から来た人間2人が出会って話をするって感じです。

魅音や梨花ちゃんっぽいキャラも出るし、雛見沢症候群っぽい症状も出るのでひぐらし好きは読んでみて欲しい。

全体を通しての感想

戦犯について

羽入

羽入って無能すぎるだろ。

鷹野さんを監視しておけばもっと早い段階で黒幕がわかったのに、何度も繰り返す世界で一度もそれをやらなかった。

それで何してたかと言うと、ストーカーと嫌がらせ。

雛見沢症候群を発症した人の後をくっついて怖がらせたり、すぐ近くで「ごめんなさい」を連呼するという危ない奴。

しかもレナに関しては茨城県までくっついて行ったし、こいつは何を考えてるんだ。

 

大石蔵人

大石さんは疑心暗鬼を加速させまくったよね。

ひぐらしの登場人物は脛に傷を持つ人が多いから余計に大事(おおごと)になってました。

しかもそういった人の過去を簡単に人に喋っちゃう。

  • 圭一→幼女襲撃事件
  • レナ→バット事件
  • 魅音→暴力沙汰

 

オヤッサンの事件を解決するために暴走してますよね。

「綿流し編」では、園崎家を調べるために圭一くんを殺させようとしてたし。

 

読解力のなかった私の話

非常に恥ずかしい話なんですが、私は最初ひぐらしの本当のおもしろさを理解していませんでした。

 

初めてひぐらしに触れたのはアニメ化作品で、これを観た時はとにかく怖かった。

怖くて怖くてトラウマになり、考察サイトを見ようとすると鳥肌が立ってしまって見ることができないぐらいに怯えてました。

 

でも面白かったからコミック版を買ってみた。

やっぱり怖い。

『ひぐらしのなく頃に』っていうのはホラー作品なんだな、と思っていました。

 

それから数年経って、ひぐらしに小説版があることを知り読んでみました。



衝撃を受けました。

小説を読んだ時は「怖い」というものは無く、「感動した」という感想でした。

 

「ああ……俺は何も理解できていなかったんだ」

と自分の読解力の無さを呪いました。

 

『ひぐらしのなく頃に』という作品はホラーではなく、仲間と力を合わせて道を切り開く勇気の話だったんですね。

竜騎士07さんはすごい

『ひぐらしのなく頃に』って元は素人が作った同人ゲームなんですよね。

それがコンシューマーゲーム化、ドラマ化、アニメ化などになり大ブームを巻き起こしました。

 

一人で作った作品でここまで上り詰めるってすごいなって思います。

しかも竜騎士07さんは本業の仕事をしながらゲーム作りまでしてたわけです。

シナリオ書いて、絵も描いて…。

どれだけの苦労があったんだろうって考えちゃいます。

 

自分のやりたいことを突き詰めてやってる人って格好いいわ

リアル鬼ごっこの山田悠介さんも自費出版から始めてドラマ化、ゲーム化、映画化までされました。

「日本語がおかしい」とかネタにされてるけど、彼の作品って中高生にバカ売れしてるからたぶん他の一流作家より稼いでます。

バカにされようが笑われようが、自分の作りたいものを完成させるってだけでもすごいのに
なおかつ成功させちゃうってめちゃくちゃ格好いいな!

 

最近では「小説家になろう」というアマチュアの小説投稿サイトからプロになる人も増えています。

たとえば、「君の膵臓をたべたい」「オーバーロード」「ログ・ホライズン」などは書籍化・映像化もされています。

 

小説家になろうのおすすめ作品はこちらにまとめてありますのでよかったら見てみてください。
【完結済み】小説家になろうのおすすめ作品まとめ

ひぐらしの元ネタ

雛見沢症候群の元ネタは「統合失調症」?

L3-
昭和58年現在、L5に至った者が治療により回復できる限界。誰かの気配を感じ、その人物とおぼしき声が聞こえることがあるが、日常生活への影響はない。
該当者 – 北条沙都子
L3+
非常に軽微な幻覚、幻聴もあるが、大きな症状としては、物事を曲解するようになることが挙げられる。その結果、他人に疑心を持ち始める。
L4
幻覚・幻聴を起こす。異常な行動が目立ち、極度の疑心暗鬼と人間不信から抜け出せなくなる。
該当者 – 前原圭一(『祟殺し編』)、北条沙都子(『祟殺し編』)、園崎詩音(『澪尽し編』)
L5-
自分が何らかの危機に晒されているという妄想に陥るが、この「危機」に関してはひどく漠然としたものであったり、特定の人物が自分の命を狙っているというものであったり、個人差がある。リンパ腺のあたりに強い痒みが出る。[注 3][注 4]。
該当者 – 竜宮レナ(昭和57年、『罪滅し編』)、鷹野三四(『目明し編』『祭囃し編』『澪尽し編』)[注 5]
L5+
幻覚・幻聴の症状が最大限に大きくなり、いない人間をいるものと誤認することがある。周りの人間全てが自分を殺そうとしているという妄想に陥り、防御本能より周りに無差別な攻撃行動を加えるようになる。ひどい錯乱状態にあり、記憶も混乱する。最後には自分の手でのどを搔き毟って死ぬことが多い。
該当者 – 富竹ジロウ(『祭囃し編』以外)、前原圭一(『鬼隠し編』)、北条悟史(昭和57年)、園崎詩音(『綿流し編』、『目明し編』)、北条沙都子(昭和55年)

https://ja.wikipedia.org/wiki/雛見沢症候群

ここにある

  • 幻覚
  • 幻聴
  • 被害妄想

これらは統合失調症の症状である「陽性症状」に見られるものと同じです。

 

さらに罪滅し編でレナの身に起こった、「身体の中に虫が入り込むような感覚」というのも統合失調症の患者が訴える症状の1つです。

ほぼ間違いなく雛見沢症候群は統合失調症を参考にしているはず。

 

オヤシロさまの元ネタは「病猫鬼」?

中国の書物に『駆蠱燃犀録(くこねんさいろく)』というものがあります。

それによると、

夜中に眠っているとき、ふと枕元に見えない猫のようなものが来たような錯覚を感じ、「死になさい」という幻聴を聞くようになった。
という話があり、その猫を『病猫鬼』というらしいです。

 

  • 枕元に何かがいる
  • 「死になさい」という幻聴がする(ひぐらしでは「ごめんなさい」)
  • 「病猫鬼」に『鬼』の字が使われている

という共通点があるため、もしかしたらオヤシロさまの元ネタなんじゃないかな~って思ってます。

 

ひぐらしの聖地「白川郷」

白川郷の写真を見ればわかるけど、まんまアニメひぐらしのなく頃にの世界です。

http://www60.tok2.com/home/nowaki/yr/yr007higurashi/yr007higurashi1.html
こちらのサイトで解説されていますが、アニメで登場したほとんどの場所や施設にモデルがあるみたいです。

学校や古手神社のモデルがあるのは知っていたけど、梨花ちゃんと沙都子が暮らしていた家や大臣の息子の監禁小屋まであるとは……ビックリ。

全部挙げてみると

  • 学校
  • 沙都子が圭一くんを突き落とした橋
  • ダム
  • 古手神社(白川八幡神社)
  • 沙都子の実家
  • 梨花ちゃんの家
  • 監禁小屋
  • 梨花ちゃんお気に入りの展望台
  • 「嘘だっ!」の場所
  • 圭一くんが轢き逃げ食らった場所
  • 入江診療所
  • 園崎本家(国の重要文化財らしい)
  • 祭具殿
  • 前原屋敷(特定環境保全公共下水道事業 白川クリーンセンター)
  • 役場

こんなにありました。

面白いからもう一回リンクを貼ります。ぜひ見たほうがいいです。

http://www60.tok2.com/home/nowaki/yr/yr007higurashi/yr007higurashi1.html

 

 

登場人物の口癖

  • レナ「かな?かな?」→ヒグラシの鳴き声
  • 魅音「くっくっく」→ツクツクボウシ
  • 沙都子「にーにー」→ニイニイゼミ
  • 梨花「みー」→アブラゼミ

これは声優さんがうまいな~と思います。

テキストのみだったらレナの「かな? かな?」なんてちょっと変に感じるけど、アニメではすんなり受け入れられました。

 

恥ずかしいんですけど、私はリアル妹から未だに「にぃに」と呼ばれてます。(恥ずかし~!)

だから沙都子の「にーにー」は結構親近感が湧きました。

 

  • 羽入の「あうあう~」
  • 詩音の「はろろ~ん」

だけ元ネタがわかんない!

もしわかる人がいたらコメントで教えてください!


竜騎士07さんのインタビューでこんな発言が!

現在は『ひぐらし』、『うみねこ』に続く第3の『なく頃に』を鋭意制作中ですので、これからもどうかお付き合いいただけるとうれしいです。今後ともよろしくお願いいたします。

http://dengekionline.com/elem/000/001/577/1577295/

うわ~!めっちゃ楽しみ!

発売されたら即買ってブログに書きます!