クズを演じる岡田将生にゾクッ
ここ数年、私の中での推しメンは岡田将生ただひとりだった。
見ればわかるようにとんでもなく顔が整っているし、優しそうな雰囲気がたまらない。
見た目も言動も優男というところに惹かれていた。
『悪人』という映画に岡田将生が出演するということで観たわけなんですけど、まず思ったのは監督への怒りである。
おい! 俺の岡田将生にクズ役をやらせてんじゃねえよ!!
この配役には本当にビックリした。
これまで岡田将生が演じてきた役といえば
- 誠実
- 汚れを知らない
- いつも朗らかに笑っている
という感じだった。
ところが件の『悪役』、岡田将生の演じた役どころは
- 汚い言葉を平気で使う
- 軽薄な遊び人
- 女に暴力をふるう
おい! 俺の岡田将生はウンチもしねーしオナラもしない、清い存在であるぞ!
何をやらせてんだコラ!
だたね・・・・岡田将生の演技がものすごくうまかった。
岡田将生がラーメン屋で食事をするシーンがあった。
そしてその店から出る際に
「あー、まずかった」
と言い残していくシーンがあるんだけど鳥肌がたった。
文字で表現すると「あー、まず! かっ! た!」みたいな感じで、ラーメンを作ってくれた人への嫌がらせと悪意に満ちた演技にゾクッときた。
岡田将生の新しい面を見出してくれた監督すげえ、こいつ本物だわ。
深田恭子のドラマで横浜流星くんに萌える
今放送されてる『初めて恋をした日に読む話』観てますか?
このタイトルからして、バカ女向けの脳内お花畑アホドラマだと想像できたので私は観ていませんでした。
「こんなもん、10代のバカ女と深田恭子目当てのバカ男しか観てねえだろ」と冷めていた。
さらに「生徒役の髪の毛がピンク色って『ごくせん』かよ(笑)」と、今季ワーストドラマだと勝手に決めつけていた。
しかしここで発言を撤回させていただこう。
横浜流星くん、かーわーいーいー!!
このドラマ観ねば損である。
「初めて恋をした日に読む話 横浜流星」で検索してみてほしい。
とんでもなくピンク髪が似合っていることが確認できる。
人気俳優の山崎賢人ですら↓こんなお笑い芸人みたいな出来栄えだったのに、横浜流星くんは完全にピンクの髪を着こなしている。
主演の深田恭子より横浜流星くんのほうがかわいいって異常事態だよな。
顔が良いだけじゃない! 空手で世界一になった横浜流星くん
念のためにいっとくが、私は横浜流星くんの顔に惚れてキャーキャー(≧∇≦)騒いでいるわけではない。
そこいらのバカ女と一緒にされては困る。
さきほど紹介した横浜流星くんのエピソードがこちらである。
小学6年生のときに両親と原宿を歩いているところをスカウトされ、現在の所属事務所に入った。当時、なりたかった職業は俳優…ではなく「格闘家でした。俳優をやるって選択肢がなかったですね。空手に集中していたので、ドラマに出るより、K-1に出たかったです」。今となっては冗談のようにも聞こえるが、実は極真空手の世界王者。2011年、中学3年生のころに階級別(55キロ級)の世界大会で優勝している。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190204-00000047-dal-ent
こいつはスーパーヒーローか何かなのか?
かっこよくて運動もできるって、これ完全に主人公だろ。
わかるか? 流星くんは、顔面がちょっと整っているぐらいで調子に乗っている連中とはちがうのだ。
私はこういう努力をしているイケメンが好きなのだ。
空手エピソードは こう続く
当時は週6回、2時間以上の稽古を積み、生傷が絶えなかった。「レッスンやオーディションにも行ってましたが、そっちの方が習い事感覚でした」と、あくまで“本業”は空手。
おい! 俺の横浜流星くんに傷を作るんじゃねえよ!
指導者は何を考えているんだ。
美しい顔に万が一の事があったらどうすんだよ。
親も親である。
こういうイケメンには危険のないよう、ピアノか茶道でもさせておけ。
それはそれで萌える。
私がイケメン好きな理由「金儲けの匂いがしないから」
私は美男美女を「神聖なもの」として鑑賞したいのである。
上で紹介した岡田将生も横浜流星も、アニメキャラのように現実味のないイケメンだろう?
そこがいいのである。
逆にAKB系のアイドルはチケット商法をしていたり、本田翼のような若い女はYouYuberとして金儲けに走ったりと、金を目的にした俗っぽい価値観の美男美女を目にすると心底ガッカリする。
おまえらなぁ、
漫画に出てくるようなルックスを持って生まれたのだから、漫画の主人公のように汚れなき人生を歩んでみようとは思わないのか?
金なんてものはブサイクでも手に入れられる。
そんなものをイケメンが追いかけてはダメなのだ。
私たちの求めている美男美女像とはもっと浮世離れしたものを見せてくれる人たちだ。
俗っぽさを持たぬミステリアスな存在こそ真の一流
その点、先日NMB48卒業した「りりぽん」こと須藤凜々花さんはすばらしい。
彼女はAKB48選抜総選挙の場で「結婚するからアイドル辞める」と処女厨オタクの幻想をぶち壊し、さらには「哲学者になる!」というブッ飛んだ将来設計を発表している。
逆につまらんのは「ももクロの緑」こと有安杏果さんである。
彼女がももクロを脱退する理由として挙げたのが「普通の女の子に戻りたい」である。
なんと手垢のついた理由だろうか。
「普通の女の子に戻りたい」とは、キャンディーズという1970年代に活躍したアイドルの言葉であり、以降も多くのアイドルがこの言葉を使っている。
私からいわせてもらえば、一生に一度の引退表明に自分のオリジナルな言葉を使わず、使い古された紋切り言葉を使うとは一流としての自覚がない証拠だ。
しかも「普通の女の子に戻りたい」といった直後に同名義でTwitterとインスタグラムを開始する。
こいつ、SNSでチヤホヤされたいというじつに俗っぽい女だったのだ。
さらには「元ももクロ有安杏果、48歳医師との「結婚前提交際」突発報告に疑問の声続々!」という報道からもわかるように、金持ちの医者と結婚するらしい。
俗っぽさの権化のような奴だな。
もうひとりガッカリしたのは、歌手の米津玄師さんである。
私は彼のミステリアスな雰囲気に惹かれたのだが、検索してみたら普通にTwitterやってて萎えた。
彼には得体の知れない感、それによって「米津玄師って何者!? もっとこの人のことを知りたいのに情報がなくて闇に包まれてる!感」がほしかったのに残念だ。
ただ、彼の名前は最高だよな。
「よねづげんし」って読むんじゃなくて「よねづけんし」と読む主人公っぷりだ。
その名前、俺にくれよ。
— 米津玄師 ハチ (@hachi_08) March 6, 2017
↑いちおう突っ込んどくと、さりげなく『我が愛する詩人の伝記』というむずかしそうな本を読んでるアピールしている承認欲求もマイナスポイントである。