平成生まれって、ネットのせいで恋愛ができなくなった地獄の世代だよな

自分が結婚してる未来が想像できない。

自分が異性から好かれる場面を想像できないし、異性に自分のすべてを見せて受け入れてもらえる姿も想像できない。

最近では、子孫を残すのに精子と卵子が必要なシステムを欠陥に思えてきた。

こんな想いをするのなら、受精せずとも子どもを作れる生物に生まれたかった。

 

以前はこんなことを考えなかった。

もっと恋愛や結婚に憧れを持っていた。

憧れがぶっ壊れたのは、インターネットに出会ってからだと思う。

ネットは、童貞・処女を生み出す悪魔の装置

ネットのせいで、異性に対して純粋な憧れを持てなくなった。

「女は男をATMとしか見ていない」や「女は浮気をする生き物だ」みたいな書き込みを見ると、結婚をするのが恐ろしくなってくる。

よく「記憶を消してもう一度プレイしたゲーム」とかってあるけど、私も記憶を消したい。

ネットに出会う前の、学生のころみたいな純粋な気持ちで恋愛をしたい。

 

異性に対して過度な期待やまちがった偏見を持ってしまったために、恋愛ができなくなった地獄の苦しみを聞いてくれ。

ネットで美人やイケメンを見すぎて理想が高くなりすぎる

ネット民って、なんであんなに女のルックスに厳しいんだろうな。

芸能人を見ても「ブス」「劣化した」などと、上から目線に批評をする。

さらには白人女性を見ると、「白人は劣化が早いから」などと偉そうなことが書き込まれている。

日本人のド不細工が、何をぬかしているのだろうか。

日本人の若いブサイクに比べたら、白人は劣化がどれだけ早くてもよっぽど美人である。

 

ブサイクが偉そうに他人のルックスに口出しするのって、よく考えたらとんでもなく異常事態である。

怖いのは、当たり前のように他人のルックスを偉そうにより好みする雰囲気が広まっていることだ。

人ってネットになると、評論家みたいに異常に上から目線になる傾向がある。

 

私も思いっきり理想が高くなってしまった。

ネットで美男美女を見てると、そこらへんに転がってる素人女に興味なくなるんだよな。

「なぜ俺はこんな微妙な女に優しくせねばならないのだろう。世の中(ネット)にはもっとかわいい女がいるのに……」
「ブスが堂々とレストランに来てるんじゃねーよ。ブスを見てるとメシがマズくなるわ」

マジでこんな思考になってしまう。

 

最近、「女叩き」「男叩き」みたいなバトルが流行ってるけど、それもネットによる理想バク上げのせいだと思う。

アニメキャラに恋をするオタクと同じである。

作り上げられた完璧な異性しか愛せない人が増えているのだ。

ネットで女の本性を見て幻滅

たとえ結婚できたとしても、安心してはいけない。

無事に好きな人と結ばれたとしても、彼女がほんとうに自分を愛してくれているとは限らないのだ。

 

その例がこちら。

男子には衝撃的なニュースが入ってきた。なんと最近、違う男の子供をシレッと夫に育てさせる、通称『托卵女子』といわれる女性が急増しているらしい。

(略)

「女性にとっては当たり前のことだと思いますが、結婚するなら浮気の心配があまりないけど財力があり、不自由ない暮しができる”金持ちのキモメン”が最高です。
もし浮気されても慰謝料をもらって離婚すればOKですし。でも、産まれてくる子供が不細工だったら、親として非常に不憫に思ってしまいますよね。

なので、『托卵女子』と言われている人たちの気持ちは本当に良く分かります。だってキモメンだけど金持ちなら結婚できますが、子供がお金持ちになれる保証はない。
でも、イケメンなら多少お金が無くても結婚できるし、ママ友たちの集まりでもカワイイわが子を自慢できて素晴らしいじゃないですか？

母として不細工で将来不自由する可能性のある子供を産むより、イケメンでストレスの無い生活を送れる子供を産みたい。コレは当然の願望なんです。
夫だって自分のDNAが子供にないのを我慢すれば、メリットだらけなんですよ。だから托卵されているなんて知らなくていいんです。自らパンドラの箱を開けるなんて、愚かな行為ですよ」

別の男の子供を夫に育てさせる『托卵女子』が急増か

ブサイクは子孫を残すことも許されない。ブサイクは、イケメンの子孫を育てるだけのATMと化すのである。

 

光GENJIの元メンバー・大沢樹生さんが妻に托卵食らってた事件がありました。

大沢さんは息子を愛し、胸に我が子の名前の入れ墨を掘るほどの溺愛っぷり。

しかし、15年間自分の息子だと思ってたのは、血のつながらない他人の子供だったのです。

 

大沢樹生さんが会見やってたけど、魂抜かれたような顔してたよね。

そりゃそうだわ。

だれでも妻の浮気相手の子供なんて育てたかねーわ。

 

ちなみに托卵で育った息子はこの騒動のせいで「死にたい」と発言し、家出してしまう。

その後グレたのか、女に暴行したとして逮捕された模様。
(『大沢樹生と喜多嶋舞の長男を同棲女性への暴行容疑で逮捕』)

 

結婚のせいでみんなが不幸になったのである。

ネットを見て、愛情は続かないと知る

自分の妻を「神」と称し、その優しさをアピールしたTwitter民がいた。

手料理に加え、この手書きのメッセージが彼の心を打ったのだろう。

そして、このツイートから2年後がこちらである。

「神」である妻と別れるとか、おまえの人生ギリシャ神話？

あれほどまでにラブラブしていたのが嘘のようである。

 

注目すべきは「調停中」の部分。

さっきの幸せアピールから一転、とんでもない泥沼っぷりである。

泥沼の離婚調停中にもかかわらず、「離婚しますｗｗｗ」などとおちゃらけた文章でごまかしている@takayoshi0721氏の心中を想像するだけでゾクゾクしてくる。

「夫婦仲は冷えてるのにファボ・RT通知が来たらイライラするのかな」とか「離婚調停にまで発展するケースってどれほどのことなのか」とか、未解決事件のWikipediaを見てるときぐらいに興奮してくる。

 

ともかく、ネットがある現代では、ラブラブから泥沼離婚までの転落っぷりまで見ることができてしまうのだ。

こんなもん見せられたら、結婚になんて憧れなくなるのは当然だろう。

 

ここまでに紹介したのは、以下のようなネットの恐ろしさである。

これらを見ていて思うのは、相手に求めるものが大きすぎるということだ。

「もっと美しい相手と交際したい」
「イケメンの遺伝子を受精したい」
「ずっと愛されていたい」

ネットという情報源があるために、その理想はとどまることを知らない。

 

インターネットでは「意識高い系」が発生しやすいが、恋愛もこれと同じである。

ネットをやりすぎると、恋愛についても意識が高くなる。

自分の能力が高いと思い込み、恋愛に対して偉そうな口をきき、勝手に理想を求めて、そのギャップに絶望する。

完全に「意識高い系」と同じ症状である。

 

じゃあなんでネットやると意識が高くなるの？ となるわけだが、

俺ら、マインドコントロールされてるんじゃね？

インターネットに洗脳されるデジタルネイティブたち

まずはこちらを見てほしい。

これは、悪徳商法でよく使われる洗脳テクニックである。

上の条件を平成生まれのネット民に当てはめてみたらこうなる。

自分から洗脳されに行ってるようなもんである。

これじゃあ、異性に対して偏見が生まれるわけだわ。

上で「女は托卵するもんなんだ！」とか「結婚生活は長く続かないんだ！」とか、すべてが勝手な思い込みなのだ。

「女はバカ」とか「男はクズ」などのエピソードも一部を切り取っただけにすぎない。

それを、あたかもすべての女(もしくは男)が当てはまるかのように扇動しているだけである。

 

ひとつ教えといてやる。

ネットに書き込まれるのは、理想か自慢かグチだけなのである。

ネットにある情報は、主観か妄想によるものしか存在しない。

だからネットに書いてあることを真に受けるのは、バカのすることだ。

にもかかわらず、洗脳されやすいネット民は全部そのまま信じ込む。

0か100か、でしか考えられないため「女を見たらバカと思え」「男はとにかく叩け」みたいな単細胞になる。

 

つくづく思うが、バカにネットを与えたのは失敗だったよね。

バカって声だけはデカいんだ。

だから最近のネットって「女叩き」「男叩き」の雰囲気につつみこまれてるじゃん。

バカの意見を真に受けて、このまま人口減少→世界終了ってなったらおもしろいけどね。

↓私の理想の未来
『日本が衰退していく様子を見ているとワクワクする。先進国は生きづらいから衰退してくれよ』