ショーンKといえば、

  • 学歴
  • 人種
  • 本名

などを偽って、テレビ番組のコメンテーターをしていたことが暴露された人物です。

 

そして今回、そのショーンKをボッコボコのギッタギタに叩きまくっている本を見つけたので紹介します。

その名も『自分を「平気で盛る」人の正体

ド直球なタイトルですが、この本めちゃくちゃおもしろいです。




東大医学部卒の著者が有名人をネタにしまくる

ショーンKをボロクソに

まず最初に、ショーンKがこのように紹介されます。

ショーンKことショーン・マクアドール川上(本名は川上伸一郎)氏は

ショーンKのことバカにしすぎだろwwww

「(本名は川上伸一郎)」の部分にメチャクチャ悪意を感じるぞ。

 

なぜ著者がショーンKをバカにしているのかというと・・・・。

私は実際にショーンK氏に会ったことがあります。
トークショーをやるから出てくれないかと本人に頼まれて出たことがあったのです。
そのためにネットで「『世界一騙されやすい日本人』という本を書いた和田秀樹がショーンKに騙された」と書かれたのですが、

ネットでバカにされたことを根に持ってるのかよwwww

さらに、

私は騙されたわけではなく、依頼をされた仕事をしただけに過ぎません。
当時、彼の経歴を疑ったことはありませんが、経歴がすごいからそのトークショーに行ったわけではありません。
(中略)
むしろ、彼の物腰の低い誘いに断れなくなったというのが真相です。

言い訳してんじゃねーよwww

しかもちょっと苦しい言い訳だぞ。

 

ちなみにここまでで、まだ「プロローグ」です。

ここからショーンK以外にも、小保方晴子や野々村竜太郎などの有名人にターゲットを変更しボコボコにしていきます。

 

小保方晴子をボロクソに

それと同じことが、先ほど例に挙げた小保方氏と佐村河内氏にも言えると思います。
というのは、両者ともに釈明や記者会見でさえも、演技性の人の特徴である「自分が主人公でありたい」という欲求を満たす場として利用していたという印象があるからです。
しかも小保方氏に至っては、しばらく沈黙をしていたかと思えば、開き直ったかのように2016年1月に『あの日』(講談社)という手記を出版して26万部のベストセラーとなり、同年5月には女性誌『婦人公論』で瀬戸内寂聴氏との移植の対談を行ってまた注目を浴びました。
小保方氏は、事件当時の激しいバッシングに懲りてマスコミから遠ざかったかのように見えましたが、結局は再びメディアを利用して「注目を浴びたい」「主人公でありたい」という演技性ならではの欲求を満たしているのではないかという見方ができるわけです。

女性にも容赦なくぶっ込んでいきます。

同業者の医師をボロクソに

脇坂女医は、年収5000万と公言して金持ちを装っていましたが、実際は金遣いが荒いためにいつも金欠で、だからこそ診療報酬の不正受給に走ったと言われています。
また、逮捕時のスッピンの顔もクローズアップされ、化粧をした顔とはまったく別人に見えると話題になりました。
要するに顔を”特盛り”していたということになります。

「要するに顔を”特盛り”していた」

ここで大爆笑した。
 

元東京都知事をボロクソに

舛添氏のほうは、東大教授の芽がなくなったとされたためか、「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日)で思いきり目立って顔を売り、その後もメディアを通して自己アピールをしてきたこれまでの流れを見ても、演技性タイプの人であると言ってもいいと思います。

ケンカ売りすぎだろwwww

これ大丈夫か? って感じのものが大量にあります。

ほかにも、名前は出さないけど「あの人のことだろうな」という人物のことを小馬鹿にするような展開があって笑えます。

一部を挙げると、以下のメンバーが登場します。

  1. 佐村河内守
  2. 野々村竜太郎
  3. ドナルド・トランプ
  4. 安倍晋三
  5. 橋下徹
  6. 石原慎太郎
  7. 田中角栄
  8. 酒鬼薔薇聖斗
  9. 野口英世
  10. モハメド・アリ

これでよく出版できたな。

本当に各方面にケンカ売りまくって、出版社やテレビ局の悪口も書いてあるから笑えます。



著者の「和田秀樹」さんのファンになりました。

この人、メチャクチャおもしれーわ。

著者のうまいところは、「演技性パーソナリティ障害」とは書かずに「演技性タイプ」という独自の表現を使っている点です。

これはおそらく、っていうか確実に訴訟対策によるものでしょうね。

精神障害者認定したら当事者から訴えられかねません。

 

私は、自分の思ったことをズバズバと言っちゃう人に憧れます。

たとえばトランプ大統領とかホリエモンみたいな。

だから今回『自分を「平気で盛る」人の正体』を読んで、和田さんのファンになっちゃいました。

 
この本は本当におもしろいので絶対読んだほうがいいです。