すぐに人のマネをする人がいる。
「ファッションでも小物でも、素敵なものを見つけてルンルン気分で身につけていったら、センスのないブスが真似してまったく同じのを買ってきた」
そんな経験ないでしょうか?
そういうヤツらと男ミニマリストは似ている。
どいつもこいつも真似ばかり。
男ミニマリストはみな、つぎのような共通点がある。
- 白シャツと黒ズボンのモノトーンコーデ
- 黒髪
- ひげモジャ
- 黒縁メガネ
- 気だるそうな雰囲気
男のミニマリストを見ていると、私は「出がらし」が頭に浮かぶ。
お茶を急須で入れたあとに残る、さんざんエキスを抽出されてグデ~っと黒っぽくなった「お茶っ葉の出がらし」。
何でもかんでも捨てまくって、最後に残ったのは気だるそうにしているボケ~ッとした男ミニマリスト。
どうでしょう。
そっくりじゃありません?
もしくは「だし昆布」、あいつら昆布茶とか好きそうじゃん。
さて今回のおちょくり、ターゲットは「男ミニマリスト」です。
センスがないから、何でもかんでも見境なく捨てるミニマリストさんたち
ミニマリストにおけるセンスの見せどころは「どれを残してどれを捨てるか」である。
しかし多くの男ミニマリスト、これができない。
つまりセンスがないヤツらばかりなのだ。
で、どうするかというと全部捨てる。
どうすればいいのかわからないから全部捨てちゃう。
「ミニマリスト」って概念、とーっても便利なんです。
服でいうところの「センス」は、いろいろと組み合わせを考えたすえの結果だけど、ミニマリストは思考停止でも大丈夫。
全部捨てちゃえばオッケーなのだ。
つまり、「センスがいい」を「全部捨てちゃうインパクト」で上書きしてごまかしてるだけ。
論点のすり替えをしているわけですな。
これがミニマリストのおもしろいところである。
つまりミニマリスト、戦いから逃げたものの勝ちとなる。
廃品回収業者を呼べばだれでもミニマリスト、才能なんていりません。
思考停止でも勝てます。
ミニマリストには向上心がない
ファッションや芸術には上限がない。
しかしミニマリストは物を捨てたらそこで完結してしまうため、つぎに進めず頭打ちとなる。
ファッションとか芸術には次々に新しい流派や新ジャンルがあらわれるものですが、ミニマリスト界にはそういうのがまったくないのである。
ミニマリズムの概念はいつからあったのか知らないが、私の好きな漫画『白鳥麗子でございます!』には主人公が「生活感のない暮らしに憧れる~~!」とやっている話があった。
『白鳥麗子でございます!』は20年以上まえの作品であるから、ミニマリズムは少なくとも20年間進化がないってことか。
なぜミニマリストは進化しないのだろうと考えると、向上心がないからなのだ。
そうなる理由として、「手段と目的が逆になっている」ことが挙げられる。
彼らは「持たない暮らしを楽しむ」ではなく「いかに捨てるサマを見せるか」となっている。
つまりミニマリストは「捨てる競技」と化しているのである。
彼らには「ミニマリズム」の精神はない。
あるのは「目立ちたい」という心だけだろう。
少なくとも20年以上の歴史があるミニマリスト文化が最近になって流行している理由がわかった。
それはSNSの影響だろう。
だってみんな目立ちたいだけなんだもん。
ミニマリストは都会の住所だけは捨てない
ミニマリストなんて田舎でもできるのに、有名どころのミニマリストは都会住みである。
そんなの当然だ、彼らはオシャレじゃなくちゃダメなのだ。
彼らにあだ名をつけるとしたら、「貧乏神」か「煩悩だらけのお坊さん」だろう。
お坊さんのように人の欲から離れているとみせかけて、ヤツらは煩悩だらけなのである。
どいつもこいつもアップル社のデバイスを使っている俗っぽさがたまらない。
なぜアップルなのか、貴様らはアーティストでもクリエイターでもないだろうが。
余分なものは排除するという信条を持ちながら、手にあまるほどの高スペックデバイスを使いこなせないでいるサマはみごとである。
「でしゃばりミニマリストは都会住み」、これ覚えといてね、しょぼいミニマリストを見つける簡単な方法ですよ。
どいつもこいつも「ファッションミニマリスト」である
「ファッション○○」という言葉を知っていますか?
- ファッションニート
- ファッション貧困
- ファッションオタク
目立ちたいがために、ウソをついて「俺ニートだからw」とか「俺って超オタクだからw」とかいってる人いますでしょ?
ああいう偽の肩書きをファッション感覚で身につけてる連中がミニマリスト界にも増えているのである。
なぜこのような現象が起きるのかというと、ライバルが少ないから。
とくに男のミニマリストは日本に200人ぐらいしかいないんじゃないかな。
それぐらいしかいないなら「俺だって人気者になれる!」と、意気込んで新人が大勢やってくる。
すると量産型しか生まれない。
しかしミニマリスト界、これでもじゅうぶん通用する。
だって はたから見たらミニマリストなんてどれも見分けがつかないもん。
「冷蔵庫捨てたよ」なんていえば「すごい人」といわれる。
服のセンスがない人がとりあえずマネキン一式をまるごと買うように、ミニマリストも周りと同じことをしとけばオッケーなのだ。
ドヤ顔でミニマリストを名乗ってるそこのあなた、周りからは「その他大勢」って思われてるかも。
私からすれば、そこらのミニマリストは全員ザコ
さて、こうやって悪口ばっかりいってると、「おまえにミニマリストの何がわかる!」と怒られそうだが、私は彼らよりも物を捨てているという自信がある。
凡庸なミニマリストと同じく、服や嗜好品はぜんぶ捨てた。
写真も捨てたし、連絡先も捨てた。
全財産も捨てた。(寄付した)
命も捨てようとした。
(自殺未遂をした体験談 首吊り自殺を計画し、実行するまでの全記録)
最近でいうと、髪の毛を捨てて丸刈りにした。
以前はロン毛にしようとしていて後ろで縛れるぐらいまで伸ばしたが、髪を乾かすのに10分以上かかるのでバカらしくなり坊主にした。
ついでにヒゲも脱毛しているのでヒゲも捨てたことになる。
(湘南美容外科でヒゲ脱毛をして5年が経ったのでレビューします)
どうでしょう、私みたいなミニマリストっているのでしょうか?
この記事に対する反論はOKですが、条件は「私と同レベルの断捨離をしていること」
とりあえず財産の半分を恵まれない子どもたちに寄付するぐらいの気概がないと話にならないかな。
ザコは相手にしたくないのだ。
私を驚かせるような鋭いミニマリストが出てくることを期待しています。
さてと、普段はモノトーンコーデで決めているミニマリストさんが、怒りで顔を真っ赤にさせているころでしょうか。
そうしたらいつものモノトーンコーデが、「黒・白・赤」になってたりします?
「世界初・ミニマリストに差し色を追加させたブロガー」として表彰されたりしないかな。
「もっとミニマリストをおちょくってほしい!」という方に朗報です。
知の巨人のニックネームで知られる立花隆が著書『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』の中でミニマリストをメタメタに叩いています。
気になる方は読んでみてください。
ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術
すごく良い記事を見つけました。自分の思っていたことが書かれています(笑)
ありがとうございます!
そう言っていただけると、書いた甲斐があるってもんです!
言ってることすごくよく分かる
ミニマリスト だっさい
頭悪そう
だからなに?って感じしかしない