若い女は人生イージーモードである。

 

などを見ていると、それがよくわかる。

「若くて顔出ししている女」というだけでチヤホヤされ、投げ銭などをもらって大儲けしているのだ。

 

最初にケンカ売っておく。

そいつらにあるのはルックスだけで、おもしろさはゼロである。

 

以前、「かなちん」という名前でネカマをしていた男がいた。

彼は自分と同じ大学の女の子に恋をし、「ネット上ではその女の子になりきって生活をする」という狂気的な生活を送っていたのである。

すると、彼のネカマ活動に騙された男たちがあらわれ、結果としてチヤホヤされつつ貢ぎ物をもらうという夢のような生活ができていたのだ。

 

聞いたところによると相当な稼ぎをあげていたようである。

 

ラクしてチヤホヤされるなら俺もやってみよう! と思ったのが、ちょうど1年前のこと。

というわけで今回は、私がネカマとして日本一のブロガーを目指していたころの話をしよう。

 

ネカマとしてインフルエンサーになるために、まずは準備をしよう

バカな男を誘惑するために、まずは自分のプロフィール画像が必要である。

ココナラ」というサイトがあるんだけど、ここではユーザーが「自分のスキル」を売買している。

絵が得意な人は似顔絵を500円ぐらいで売っていたり、英語ができる人は翻訳を800円ぐらいでやっている。

↓こんな感じのサイト

そして中には「唇の画像 1000円」とか「髪の毛の写真 2000円」みたいな人生舐めたような活動をしている自称モデルも存在しているのだ。

 

もういちど書くが、若い女というのは本当に人生イージーモードである。

髪の毛の写真をメールで送るだけで2000円もらえるなんて、たいそうな大物芸能人気取りではないか。

 

アメリカの歌手「マドンナ」は1日のスケジュールを箇条書きにしていて、そのメモをオークションに出し、数千ドルの値打ちが出ているというのは有名な話である。

↓マドンナ

それは彼女が世界一の歌手であるからであって、どっかのバカ女の髪の毛の写真が2000円で取引されているというのは現代の闇といえるのではないだろうか?

 

話がそれたが、私はそういう自称モデルの連中に「顔を隠した写真」を売ってもらうことに決め、ネカマ活動をスタートさせるのであった。

 

女のふりをしてブログに書いてみる

で、「女は人生イージーモードだ!」などとさんざん吠えていた私の書いたものがつぎの文章である。

こんにちは!今日は『○○○』という小説を読んだので感想を書いていこうと思いますっ(๑¯ω¯๑)

あたしが好きなシーンは△△が□□したところ!

おもわず冷や汗をかいちゃいました∑(*゜ェ゜*)




マジに親が見たら泣くレベルの文章である。

こんなのを身長180センチの大男が書いているのだ。

いやぁ、一年前の俺、ほんと気持ち悪いなあ。

 

こんなキャピキャピした文章を書いているが、実際にはつぎのような顔をして書いている。
真顔AA
表情が完全に死んでいる。

 

自分が思ってもいないことや、普段とはちがうキャラクターでブログを書くというのは本当にキツイ。

心と身体が分裂するんじゃねえのか?
と思った。

 

すまん、ネカマ舐めてたわ。

それと若い女性のブロガーやYouTuberたちにもいろいろ失礼なことをいってしまい、すいませんでした。

みなさんのことを舐めてました。

 

ブサイク女でもネット上では天真爛漫な女の子を演じなきゃいけないから大変ですよね。
(↑すかさずケンカを売る)

ネカマブログ、わずか4記事で終了

これはネカマをやったことがある人じゃないとわからないと思うけど、本当にキツイ。

まともな精神では続けることができないため、私はすぐにギブアップしてしまった。

この記事を読んでいる人はネカマについて調べていてここに行き着いたのかもしれないけど、一生かわいい女の子でいられる自信がある者のみが実行しろ。

 

芸能人の小倉優子さんはデビュー当時、「りんごももか姫でぇーす☆」などという常軌を逸したキャラクターを演じていたが、結局精神が崩壊してキャラ変更をしている。

そのうえ、旦那には浮気をされ離婚。

過度なキャラ作りは身を滅ぼすことを肝に銘じておくように。

 

ちなみに、記事の最初に紹介したネカマの「かなちん」であるが、最終的にネット掲示板でネカマを見破られてしまった。

そのうえ、

  • 本名
  • 住所
  • 顔写真
  • 父親の勤務先
  • 父親の性的嗜好

なども流出してしまい、とんでもないことになってしまったのだ。

かなちんの炎上まとめはこちら

ネカマをやる際は十分注意が必要である。