Twitterを見ていたら、こんなのを見つけた。

職歴なしニートの俺、大きくうなずく。

  • 今まで努力もせず、
  • 熱中したこともなく、
  • ただ時間を消化するだけの人生

マジで何も身に着けないまま歳をとってしまった。

「ブログに書くネタないな〜」
「Twitterでつぶやくことないな〜」

とか思ってたけど、それ、全部自分のせいだった。

努力しなかったからこんなことになってんだ。

薄っぺらすぎて、ツイートすら思いつかないのが俺なんだ。

 

ボーイズ・オン・ザ・ラン』という漫画にこんなセリフがある。

「27歳だっけ、田西さん。27年間の結果が、これですよ。
何もしてこなかった奴が、勝てるわけないんだよ。うすっぺらなんだよ、あんた。

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の名言「何もしてこなかった奴が、勝てるわけないんだよ。うすっぺらなんだよ、あんた。」

この状況を説明しとくと、

  1. 好きな女を上の男に寝取られる
  2. その女経由で自分の会社の機密情報をライバル会社に流される
  3. 主人公がブチ切れて黒幕(上の男)に決闘を挑む
  4. 主人公は決闘のためにボクシングを習ったけど、手も足も出ずボコボコにされる
  5. 「うすっぺらなんだよ、あんた。」

うわ〜ん!
こいつ以上にうすっぺらな人間がここにいま〜す!
松浦圭一、無職、最終学歴中退で〜〜す!

 

やっべぇ……ここで負の連鎖を断ち切らないといかん。

今後もダラダラした生活を続けたら、将来とんでもないレベルのコンプレックスが襲ってくる。

今でもコンプレックスの塊なのに、これ以上の精神ダメージを食らったら、俺終わるわ。

過去にコンプレックスこじらせて自殺未遂してんだぞ。
(自殺未遂をした体験談 首吊り自殺を計画し、実行するまでの全記録)

 

まずは勉強して知識を積み上げなきゃ! と思って本を読み始めました。

「人より遅れてるんだから、効率よく知識を吸収できる方法はないか?」と思っていろいろ研究した結果、読書方法が固まってきたので書いておきます。

図書館を最大限に活用する

勉強するとはいったが、カス本には1円も払いたくねえ。

 

読書を始めてビックリしたんだけど、世の中にはひっどい本が大量に存在する。

とある本は、「NAVERまとめ」を参考文献にしてあった。

あそこにある情報って素人が書いたのばっかりじゃん。

でも、ちゃんと出典のURLを書いてあるだけまだいい。

もっとビックリしたのは、「引用元:まとめサイト」と書いてある本があったことである。

「まとめサイト」とだけ書いて、サイト名やURLの記載はなし。

出版業界って、こんなテキトーで成り立つんだな。

こんなゴミ業界にお金払いたくねえ。

 

ということで本は図書館で借りることにしよう。

私の読書法① 図書館で借りれる冊数の限界まで借りる

図書館で一度に借りられる数は、たいてい5冊〜10冊。

ならば借りようではないか、限界いっぱいまで。

さっきも書いたけど、世の中にある本の90%はゴミである。

だからたくさん借りないと、良い本にはなかなかたどり着けない。

ということで限界まで借りて、その中で優先順位をつけて良い本順に読んでいく。

私の読書法② 家に帰ったら、全部の本を斜め読み

図書館から帰宅後、テンションが上がってるうちに全部読む。

借りてきた本の中から、自分が興味のある本を選んでパラパラとかる〜く読む。

 

  • 目次を開いておもしろそうなとこだけ読んだり
  • テキトーに開いたページを読んだり
  • 太字になってるところだけ読んだりする

1冊につき10分ぐらいの短時間で読みましょう。

おもしろくて止まらない本があれば、そのまま読み続ける。

「この本にはどんなことが書いてある?」ということをチェックできればいいので、流し読みすればいい。

 

あとは放置する。

これで大丈夫だ。

私の読書法③ 借りた本は全部読まなくてもいい

今の自分にとって本当に必要な本だったら、【私の読書法② 家に帰ったら、全部の本を斜め読み】の段階で読んでいるはずである。

にもかかわらず、放置されているということは、たいして欲している情報でもないのだ。

そんなものは読まんでもいい。

 

本読むのって、じつはかなりの時間を消費する。

そんなことをしているぐらいなら、自分がやるべきことをやったほうがいい。

行動をしていると、借りてきた本に書いてあることがリンクしてくるときがあるからそのときにまた読めば良いのである。

自分の行動に、本の情報がリンクしてくる

不思議なんだけど、軽く流し読みしただけの本でも意外と記憶に残っている場合が多い。

これらの記事の途中、唐突に引用文がブッ込まれているけど、これは私が図書館で借りて軽く流し読みした本からのものです。

適当に読んだ本でも、ブログを書いているとその内容がリンクしてくることが多い。

「ていねいに読めば記憶が定着しやすい」っていうのは大嘘だと気づいた。

あれって小学生を授業中しずかにさせとくための洗脳だろ。

 
つまり

  1. 本を読んで知識をつける
  2. 行動する

じゃなくて

  1. 行動する
  2. 自分に足りない知識が判明する
  3. 本を読んで補う
のほうが効率的だし、知識がリンクしてくると快感だからこのやり方をおすすめする。

私の読書法④ つまんないと思った本は時間をおいて再読する

本を読んでると、たまに本気でイラつく本に出会うことがある。

「この著者、頭おかしいんじゃねえの?」
「出版業界ってアホでも入社できるんだな」
「著者と出版社の名前覚えたからな、一生許さねえぞ」

こんなことを思い、レビューサイトで怒りそのまま酷評することがある。

ただ、数カ月経ってその本を読むとすっごくいいこと書いてあるんだよね。

 

よって、「著者と出版社は悪くなかった」ということに気づき、べた褒めレビューを書くことになる。

悪いのは俺だった。

読書っていうのはタイミングによるものが大きい。

著者の意見に反感を覚える場合、自分に知識が足りていない(学ぶタイミングがおかしい)ということが多い。

そういう場合は、6ヶ月後に読むと99%いい本だという感想になる。

私の読書法⑤ Google keepに転記する

本を読んでいて参考になると思った場所には「ブックダーツ」を付けておきます。

↓こういうの

私の場合、次のようなものにブックダーツをつけます。

  1. かっこいい言葉
  2. おもしろいエピソード
  3. 実践してみようと思うノウハウ

その後、「google keep」というオンラインのメモサービスに書き写します。

なぜevernoteではなくてGoogle keep?

evernoteって使いにくくない?

evernoteは自分の見たいノートを探し出してクリックしないと中身が見れないのがめんどいわ。

その点、google keepはLineのメッセージみたいに全部つながってるのが良い。

↓こんな感じ

Google keepのスクリーンショット

スクロールするだけで全部の書き込みが見られるし、クリックする必要もない。

ズラーッといろんな情報をいっき見ているとアイデアが結びつきやすいのでおすすめです。

 

とかも使ったけど、最終的にgoogle keepに行きつきました。

自分が気に入った部分だけメモしていけば、自分にとって最高におもしろい読み物ができあがるのです。

これをいっき読みできるというのは抜群に楽しい。

 

おすすめです→Google keep

私の読書法⑥ 読んだ本を記録していくと、自分の好きなこと・やりたいことがわかる

図書館で本を借りると、レシートみたいな紙を渡されます。

図書館の貸出控えレシート

私は毎回、この紙に本の評価を書く。

◎→人生が変わるほどの良書。何回も読み返す。おもしろい。新品でも買う価値あり
○→自分のためになりそうな本。中古で買う
△→図書館でもう一度借りてやってもいいかな
✕→ゴミ以下の有害図書。しばらく経ったら読み返す

この紙を書くメリットは、自分の趣味趣向がわかることである。

 

私はずーーーっと自分の好きなものがわからなかった。

趣味がないことに劣等感を感じていてイライラしていた。

だけど図書館で借りた本のレシートをなんとなく貯めておいて、数カ月になんとなく見てみるとビックリした。

俺の読んでる本、めちゃくちゃ偏ってるじゃん!

  • サスペンス小説
  • ストーカー被害者の本
  • 凶悪犯罪者の精神分析の本

こんなのばっかり読んでいることに気づいた。

自分は非日常なもの・不気味なものが好きなんだと知ることができた。

読んだ本を記録していくのは自己分析になるのでおすすめです。

 

ネットで記録を管理したいなら読書メーターがおすすめ。
私も使ってます。

私の読書法⑦ くり返し読む

上に書いたような「◎評価」の本は、なんとしても自分の血肉にするため何度でも読む。

これは絶対にやってほしい。

一回読んだだけじゃ、記憶にも残らず理解もできていない

「この本のとおりにやったら、俺の夢が叶う!」と思ってさっそく実践に移した本がありました。

その本に書いてある中から、自分が重要だと思う部分をメモに書き出し、ノウハウを実行し続けた。

で、半年ぐらい経ってその本をなんとなくまた図書館で借りて本で見た。




なんだこれ?

俺、この本のこと全然理解できてなかったじゃん。

重要なことは全部メモに書き写したはずじゃなかったのか?

見落としばかりで、自己流に走っている部分もあった。

そっか、一回読んだぐらいじゃ全然吸収できないんだ。

自分が良いと思った本は、何回でも読み返すべきである。

 

ここまでいろいろ書いてきたけど、いちばん大事なのはくり返し読むことだと思ってます。

いろんな本に手を出して混乱した経験があるからよくわかる。
効率厨の人生って絶対成功しない。自殺するのに効率化を求めたバカの話

本を買うのはAmazonかブックオフオンライン。そのふたつが最高に安いから

よく「本は1000円払うだけで成功者のノウハウを吸収できるコスパ最強の投資だ」とかいってるアホがいるが、じつに不愉快である。

1000円を安いと思うなら、おまえ0から1000まで数えてみろよ。

1000という数が、どれほどデカイ数なのか理解して発言しろ。

 

私のように何年間もニートやってると、1000円払うにも苦労するのである。

じゃあどうすんの? って話だが、中古で本を買うことにする。

 

私はブックオフオンラインとamazonマーケットプレイスを使ってます。

amazonは1円の本とかあるけど、送料に350円とか取られる。

だけどブックオフオンラインは3000円以上買うと送料無料になるから、まとめ買いした場合はかなり安い。

amazonで買い物する場合はチャージ型ギフト券を使うとお得になる

ブックオフは安いけど、個別に本の状態を確認できないのが痛い。

安いのに惹かれて買ったら、思いっきり書き込みしてある本にあたったことがある。

amazonなら「非常に良い」「良い」など、商品の状態が書かれているので参考になります。

 

あと、ブックオフだと郵便局の宅配便で届く。

amazonの中古本は、たいていポスト投函のメール便。
(出品者によって変わるので断言はできません)

私のようなニートは宅配便だと親に買い物したのがバレてグチグチいわれるから、メール便でこっそり配送してくれると助かる。

 

参考にした本

↓これがブックダーツ

↓最後にもう一回貼っておく