私は以前一人暮らしをしていましたが、ある日引っ越してきた隣の住人がとんでもない騒音主でした。
その騒音主のせいで生活に支障が出るほどに苦しめられましたがある方法で騒音主を追い出し、解決することができました
今回はそのときの話をします。

騒音主がやってきた

引っ越しのあいさつは無し

ある日のこと、なんとなく隣の部屋が騒がしいなと思ったら引っ越しのトラックが来ており、引っ越しの真っ最中だった。
その時は住民が増えるんだな~ぐらいにしか思ってなかったんですが、いきなり「パァアアアアアアアアアアアアアアア」ととんでもない大きな音がしました。
すごくビックリしたんですがその時は車のクラクションかと思っていました。(これが後に私を苦しめることになる)

で、他の引っ越してきた住民はあいさつに来たし私も引っ越してきたときはほかの部屋の人にあいさつをして回ったので、今回の人もそうするものだと思い部屋で待っていた。
しかし待てども来ない。その時はちょっと非常識な人かもしれないけどそういう人もいるのかなという印象だった。

ボロアパートでラッパを演奏

次の日の朝、とんでもない爆音で飛び起きました。
昨日聞いたクラクションが鳴り響いているのです。
でもよく聞いていると曲を演奏していることがわかりました。
どうやらこれはクラクションではなくトランペットのようです。
そしてその音源は隣に引っ越してきた新しい住民でした。

地獄が始まる

防音工事をされていないアパートでトランペットを演奏する人間がいるなんて信じられませんでした。
こんな目に遭ったことのある人は滅多にいないでしょうが本当にうるさいです。
曲を演奏しているのだからBGMとして考えればいいと思うかもしれませんが全然そんなことないです。
曲を1曲演奏するのではなくて1フレーズを繰り返し練習しているので何度も同じやつを聞かされて頭がおかしくなりそうでした

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私が試した騒音対策

耳栓、防音イヤーマフ

まず耳栓を買いました。が、全然効果がない。
でもこれは耳栓が悪いんじゃなくてトランペットの音が大きすぎるのです。

次に防音イヤーマフを買いました。
工事や工場などの現場で使う本格的なものです。アメリカ製の高いやつを購入しました。
かなり有効でしたがそれでもうるさい。
耳栓をしてさらにその上からイヤーマフをしましたがそれでも音が気になる。

耳栓もスポンジ型やシリコン型、いろんな種類を試しました。
しかしどれも効果がいまいち。
この頃からノイローゼ気味になり、騒音が始まると心臓がバクバクするようになりました。

管理会社に苦情を入れる

自分の努力だけではどうにもできないと思い、アパートの管理会社に電話をすることにしました。
そもそもそのアパートは楽器禁止、しかも持ち込むのすら禁止でした。
なのですぐに解決するだろうと思いましたが……。

実際に管理会社に電話してみたのですがどうも歯切れが悪い。
どうにもことを荒立てたくないという雰囲気で真剣に取り合ってくれない。
一応苦情は入れたが何もしてくれなかった



最終手段、警察に相談してみる

警察の相談ダイヤル(#9110)の存在を知る

騒音の対策についてネットで調べていると警察が相談に乗ってくれるということを知った。
そのサイトでは110番を推奨していたのだが、私はちょっと怖気づいてしまった。
「110番って緊急の要件でしか使っちゃいけないのでは?」という思いがあり、踏み出すことができなかった。
しかし、110番について調べていると「相談ダイヤル(#9110)」というものを知った。
相談ダイヤル(#9110)とは110番に掛けるほどではないけれど困っていることがある、相談したいことがある、という場合に使用する番号です。

相談ダイヤル(#9110)に電話をしてみた

これは騒音について相談するのにちょうどいい、と思いさっそく電話してみることにした。
電話してみると女性の方が電話にでた(なかなか電話にでなくて心配になった)。

アパートの隣の住民が楽器を演奏していて困っていること。
管理会社に相談しても何もしてくれないこと。
110番ではダメだと思ったからここに電話したこと。
などを話した。

すると警察の方は
そういうときはお近くの警察署、もしくは110番に電話してくれて大丈夫ですよ」と言ってくれた。
警察に電話するというのはすごく緊張したけど、話をしてみると肩の荷が下りたような感覚でだいぶ気持ちが楽になった。
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最寄りの警察署に通報してみる

相談ダイヤルでは110番も勧められたけどやっぱり抵抗があった。
というかこんなことで110番に電話するのはなんか怖かった(怒られそうで)。
なのでまずは最寄りの警察署の電話番号を調べて電話してみる。

警察署に電話するとまず「どこに住んでいるか」を聞かれます。
なので住んでいる地区を答える。すると少し待たされた後、担当の人に代わってもらいます。
あとは「近所の人がうるさいから注意してください」とお願いすればOKです。

警察署への通報では解決しない…。思い切って110番に電話してみる

警察から注意された騒音主は一度は静かになるが数十分も経つとまた演奏を開始する。
これにはさすがにムカついた。
なので思い切って110番してみることを決意!

110番に電話すると、まず「事件ですか?事故ですか?」と聞かれます。
なので「どちらでもないのですが、騒音で困っています。と答えました。
するととくに怒られることなどなく「わかりましたぁ」と軽い感じで対応してくれます。
この時、名前や連絡先を尋ねられますが強制ではないので断っても全然大丈夫です。
※騒音主の住所や部屋番号がわかっているときはちゃんと伝えましょう。

通報してからだいたい10分くらいでパトカーがやってきます。
このときはサイレンも回転灯も無しでゆっくりとやってきます。
そしてちょっと近所をうろうろして騒音を確認したのち、騒音主の部屋に行って注意をしてくれます。

騒音主、ついに出ていく

騒音主は注意された翌日でも平気でトランペットを演奏するような奴でしたが、その後4回くらい通報したら引っ越していきました(最初に通報してから2ヶ月ぐらいで引っ越して行った)

 

まとめ

私はこの騒音主のせいで今でもテレビからトランペットの音が聞こえてくると動機がするようになりました。
騒音というのは本当に神経を消耗します
警察へ電話するというのは騒音の根本的な解決にもつながるし、警察官の方に話を聞いてもらって駆けつけてもらえるだけでも心が軽くなります
ぜひ試してみてください。
警察官の方たちには本当に感謝しています

ちなみに私は統合失調症持ちですがこの騒音に関しては幻聴などではないです。
警察官も通報元へと来たら、まず周りを調査して騒音の存在を認めてから初めて騒音主に注意しにいくので私の狂言などではありません。

※警察署や110番に電話する前に相談ダイヤルで相談しましょう