ネット民に媚びるテレビ番組が増えている。

  • ネット炎上祭りの背景に迫る!
  • youtubeの動画がネットで話題に!
  • インスタ映えの人気スポットを取材!

こんなのをやってると、見ているこっちが恥ずかしい。
とくに、朝のニュースと夕方のニュースがひどい。

Twitterで人気のツイートや動画を紹介するだけのことをずーっとやっている。




おい、モーニングショー!

テメーのことをいってんだよ!

毎回毎回ネットのできごとをドヤ顔で紹介しやがって、おまえらそれでもジャーナリストか。

 

こういうニュース番組をたとえるなら「若づくりしたオッサン」ですね。

若者が集まっている場(ネット)に混ざりたくて、必死こいてすがりつく中年たち。

でも若者から見たら「オレらの聖域を荒らすダサい中年」なのだ。

 

さて、今回は「ネットの話題を公共電波で発信するバカ番組」で遊びましょうか。

「ネットで話題に!」←ネットで見れるならお前らが報道しなくてもいいじゃん

そもそもネットの情報なんてだれでもアクセスできるものなのだ。

 

PCが数百万円とかした昔ならネットの情報も貴重だったかもしれない。

しかし現代ではネット環境が整えられ、一般人でもスマホやPCをもっている。

そんな状況で「○○がネットで話題に!」とかバカじゃねーのか?

 

おまえらがドヤ顔で紹介してるニュース、スマホからだれでも見られるのである。

 

ま、あれですね。

  • ネットの登場
  • だれでも通信デバイスを安く買える時代

これによって情報発信のハードルが下がり、マスコミがたいした仕事じゃないってことがバレちゃったんですね。

子どもでもYouTubeに動画をあげているのを見ればよくわかる。

 

悔しかったら自慢の金と人脈をつかって、一般人には入手できない貴重な情報をとってこいよ。

「YouTubeにあるおもしろ動画の垂れ流し」とか「素人のカラオケ大会」みたいな制作費10万円ぐらいでだれでも作れる番組ばっかり作ってるからオメーらはYouTuberに負けるんだよ。

 

テレビがネットにすり寄ってる感じが気持ち悪い

その昔、子ども同士で盛り上がっていると、「何やってるの? 先生も仲間に入れてよ!」みたいに割り込んでくる教師がいた。

仲間と楽しくやっている聖域に異物が入ってくると、すごく萎える。

教師は生徒と仲良くなりたいのだろうが、はっきりいってお呼びでないのである。

 

それはテレビ局も同じである。

あいつらのセンスってなんかズレてんだよな。

  1. 外国人に日本のことを聞く
  2. Twitterで人気のツイートを調べる

ぜんぶ他人まかせ。

 

東に外国人の旅行客あれば行って長時間取材して予定をブチ壊し
西に仲間うちで楽しんでるネット民あれば行ってその輪を引っ掻き回す。

 

いやはや空気の読めなさ恐ろしい。

それに文句をいえば、「報道の自由」を盾にする。

いやはや最強の鉄壁理論である。

Twitterで取材するだけのジャーナリズム、こいつら給料いくらもらえるの?

Twitterで取材をするテレビ局

最近のジャーナリストはTwitterで取材するみたいですよ。

笑えるのが「報道局」っていう肩書きである。

おまえらは企業の名を借りてTwitterやってるだけではないか。

 

Twitterポチポチやって内容はぜんぶコピペ、これを報道と呼べるのでしょうか?

 

これが呼べちゃうんですね。

テレビ局に入社すればこれが立派な仕事なんです。

彼らは立派に職務をまっとうしてるんです。

 

AIに仕事を取られないようにがんばってポチポチやっててください。

上層部の考え方が古いんじゃねえのか?

業務中に必死になってTwitterをポチポチやっている社員も、ある意味被害者である。

おそらく上司に命令されてのことなのだ。

 

Twitterのネタを拾ってくれば視聴率が取れると思ってるバカ

だれでも見られるネットの情報でドヤ顔してるセンスのなさ

 

頭が悪くてセンスが悪い。

これは十中八九ブサイクでしょうね。

現代でもクルマとか時計とかに価値があると思っている時代遅れなタイプだろう。

 

ぼくは勉強ができない』という作品には次のようなセリフがあった。

ぼくは、いい顔をしていて女にもてる男を無条件に尊敬する。

(中略)

しかしね。
ぼくは思うのだ。
どんなに成績が良くて、りっぱなことを言えるような人物でも、その人が変な顔で女にもてなかったらずい分と虚しいような気がする。
女にもてないという事実の前には、どんなごたいそうな台詞も色あせるように思うのだ。
変な顔をしたりっぱな人物に、でも、きみは女にもてないじゃないか、と呟くのは痛快なことに違いない。

ぼくは、桜井先生の影響で、色々な哲学の本やら小説やらを読むようになったが、そういう時、必ず著者の顔写真を捜し出して来て、それとてらし合わせて文章を読む。
へっ、こーんな難しいこと言っちゃって、でも、おまえ女にもてないだろ。
一体、何度、そう呟いたことか。
しかし、いい顔をした人物の書く文章はたいていおもしろい。
その反対は必ずしもなりたたないのが残念なところである。

このように、若手社員はブサイクな上司のいうことなんて聞かなくて大丈夫なのだ。

ブサイクな上司というのは、いってしまえば「悪い大人」である。

テレビ局の悪い大人は、YouTuberに人気を取られ嫉妬している。

 

その証拠に、彼らは台風や地震があると、アナウンサーにヘルメットを被せてしゃべらせているではないか。

マジメな災害時にマジメな顔してマヌケなヘルメットをかぶる。

ふざけたことをしているYouTuberと変わりないのである。

 

ほんと、あのヘルメットを着用するルールはなんなんでしょうか。

数百年後の未来人が歴史の授業でビックリするのではなかろうか。

「2000年ごろの日本では、ヘルメットをかぶるのが正装だった」←こんなことを未来の学者が論じているサマを想像するとじつにおもしろい。

 

どうせならアナウンサーだけでなく、横に座っている偉そうな学者やコメンテーターにもヘルメットを被せてほしいものである。

その際、私はブログにこう書いてやろう。

「テレビ番組におけるヘルメットの使い方が”ネットで話題に!”」

 

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