各地で多発する、異常気象・自然災害・テロ行為・プロ野球選手の不祥事……。
これらの問題を解決するための次世代の王にふさわしい男「野獣先輩」。
多くの学者たちが、地球存続をかけて彼の居所を探していたが未だ見つかっていないのが現状である。
しかし、平成最後の野獣の日(2018年8月10日)、ついに野獣先輩の正体が判明した。
それがこれだ。
脳科学者、中野信子氏の著書『サイコパス』によれば、
サイコパスの特徴として以下のものが挙げられる。
- 外見や語りが過剰に魅力的で、ナルシスティックである。
- 恐怖や不安、緊張を感じにくく、大舞台でも堂々として見える。
- 多く人が論理的な理由でためらいを感じたり危険に思ってやらなかったりすることも平然と行うため、挑戦的で勇気があるように見える。
- お世辞がうまい人ころがしで、有力者を味方につけていたり、崇拝者のような取り巻きがいたりする。
- 常習的にウソをつき、話を盛る。自分をよく見せようと、主張をコロコロ変える。
- ビッグマウスだが飽きっぽく、物事を継続したり、最後までやり遂げることは苦手。
- 傲慢で尊大であり、批判されても折れない、懲りない
- つきあう人間がしばしば変わり、つきあいがなくなった相手のことを悪く言う。
- 人当たりはよいが、他者に対する共感性そのものが低い。
既にこの時点で野獣先輩はサイコパスだとしか考えられない。
- 外見や語りが過剰に魅力的→野獣先輩は多くの名言を残している
- 恐怖や不安、緊張を感じにくく→全裸をたくさんの人に見られている
- 危険に思ってやらなかったりすることも平然と行う→レイプのこと
- 崇拝者のような取り巻きがいたりする→ニコニコ動画には野獣先輩の崇拝者がたくさんいる
- 常習的にウソをつき、話を盛る→「彼女がいた」「ノンケ」などとウソをついている
- 最後までやり遂げることは苦手→空手部から水泳部に移籍している
- 批判されても折れない→何度もブリーフを否定する
- つきあう人間がしばしば変わる→KMRやMUR、遠野など様々な人と関係を持つ
- 他者に対する共感性そのものが低い→「んにゃぴ、よく分かんなかったです」
このほかにもサイコパスについて調べれば調べるほど、野獣先輩がサイコパスであるとしか考えられないのだ。
さきほども紹介した、脳科学者の中野信子氏の著書『サイコパス』を参考に野獣先輩サイコパス説について発表しようと思う。
さらに、私は「野獣先輩がサイコパス説」という視点で考察した結果、所在不明だった遠野の行方も発見することができた。
詳細については以下を読み進めていただきたい。
根拠① 世紀の殺人鬼「ランディ・クラフト」と野獣先輩に似通った点が多く見られる
『サイコパス』のなかでは、4名の代表的な犯罪者が紹介されている。
そのなかに目を疑うような犯罪者がいた。
それが以下の記述である。
ランディ・クラフト(1945~)
――他人の気持ちを無視して欲望を満たす手段を「学習」した男
カリフォルニア出身のランディ・クラフトは、保守的な地区の中流家庭で育ちました。
IQ129(東大生の平均が120と言われています)の彼は、学校の成績もよく、大学で経済学の学位を取得した後、ITコンサルタントとして生活していました。一方でランディは、連続殺人犯でもあったのです。
彼は夕暮れ時に自動車を運転しながら10代後半から20代前半の男性に狙いをつけ、拾った男性にクスリを混ぜた飲み物を飲ませて意識を喪わせ、同性愛の性行為を楽しむという性癖を持っていました。
時には相手を拷問し、レイプしたあげく、殺害して遺体を車外に投げ捨てることもありました。
ランディはそうした残虐な殺人を12年間で64回も繰り返したのです。『サイコパス』
勘のいい諸君は気がついたかもしれない。
- 若い男を好む
- クスリを混ぜた飲み物(アイスティー)を相手に飲ませる
- 同性愛の性行為を楽しむ
野獣先輩と完全に一致しているのである。
そしてランディの話はまだ終わりではない。
続きを見ていこう。
それにしても、なぜランディは捜査当局の目をかいくぐって殺人を続けることができたのでしょうか?
実はランディは、「失敗」から学んでいたのです。
昏睡暴行をやり始めたばかりの頃、ランディは一度逮捕されています。
狙った男性が「おとり捜査」の警官だったため、暴行に及ぶ前に捕まってしまいました。逮捕されたランディは、そこから「学習」します。
罪の意識に目覚め、悪行をやめた――――のではありません。
「成人の男性を避け、10代の少年を狙えばいい。それならば、おとり捜査の警察官である可能性はゼロだから」ということを学んだのです。釈放後の彼は、10代の少年ばかりを狙い、暴行を続けました。
ところが、ランディは被害者を生かしたまま開放していたため、その地域に若い男を狙う暴行犯がいるとの噂が広がってしまいました。
彼はそこでさらに「学習」し、次からはレイプした少年を殺すことに決めたのです。
「悪事がバレそうだから、もうやめよう」ではなく、「殺してしまえば誰にもバレない」という発想が出てくるところに、サイコパスの独特な学習様式があらわれています。『サイコパス』
『BABYLON STAGE 27 誘惑のラビリンス 第三章「空手部・性の裏技」』が発売されたのが1999年07月。
そして『BABYLON STAGE 34 真夏の夜の淫夢 ~the IMP~ 第四章「昏睡レイプ! 野獣と化した先輩」』が2001年07月。
これがどういうことなのか、おわかりいただけるだろうか。
つまり野獣先輩は1999年07月にKMRを暴行するも生かしたまま開放→野獣先輩は警察に捕まる。
その件で「学習」した先輩は、2年後の2001年07月に遠野を殺害して証拠を隠滅した。
『真夏の夜の淫夢』以外の作品で遠野の姿が確認されないのは、野獣先輩によって消された可能性が高い。
また、野獣先輩が「24歳学生」ということについても説明がつく。
KMRへの暴行で牢屋に入れられていたために大学を留年したため、24歳でも学生なのである。
野獣先輩は、サイコパスの身体的特徴に当てはまっている
『サイコパス』によれば、イギリスのリバプール大学、ドイツのヨハン・ヴォルフガング・ゲーテ大学、カナダのブロック大学でサイコパスの外見を調査したところ以下のような結果になったと記載されている。
- 被験者の女性たちはサイコパスの方をそうでない男性よりも「男らしい」と判断した
- 横幅の比率が大きい男性ほどサイコパシー傾向が高い、ないしは反社会的性向が高いという結果が出た
- 顔の横の比率が大きい人ほどゲームでズルをする傾向が多く、サイコパシー傾向も高い
ここで野獣先輩の顔を思い出してみて欲しい。
彼の輪郭は横幅が大きく、みごとに四角形ではないだろうか?
サイコパスは地位の高い人を敬い、地位の低い人には厳しく当たる傾向がある
アメリカの社会心理学者ジョナサン・ハイトは、サイコパスの道徳心について調べると
「権威を尊重する」という点を重視していることがわかった。
これはつまり、「自分より地位の上の人を敬い、逆に自分よりも地位の低い人には反抗を許さない」といったことになる。
野獣先輩はMUR大先輩には敬語を使い、お風呂場ではMURの体を手洗いしてあげる様子が見られる。
あまり知られていないことであるが、MURは野獣先輩よりも年下なのだ。
それにもかからわず野獣先輩がMURに敬意をはらっているのは、MURが部活の先輩だからだ。
逆に、自分よりも下の立場であるKMRについては辛く当たっている。
さらに浴室では「俺も洗ったんだからさ」と、MURの体を洗うように命令している。
まさに上下関係に厳しいやり取りだと言えるのだ。
サイコパスは恐怖や不安に関する感情が欠如しているために、特徴的な行動をする
サイコパスを研究するにあたって4つの仮説があるのだが、ここでは「欠如仮説(福井恐怖感情仮説)」について考えてみよう。
欠如仮説とは、衝動的に悪事や暴力を働こうと思っても、普通は「捕まったら大変なことになる」という恐怖や不安は働くため、それが抑止力になってやめてしまう人が大半であるというのに対して、サイコパスは抑止力としての不安が低い人間だというものだ。
これはアメリカの行動遺伝学者デヴィット・リッケンが提唱した理論であるが、これは野獣先輩に当てはまっていないだろうか?
遠野やKMRを襲うという犯罪をしてしまうこともそうであるが、私が注目したのは屋上でのやりとりだ。
屋上で水着に着替える際、遠野は誰かに見られないかと不安に怯えているのだが、野獣先輩は「大丈夫でしょ」と全く気にしている様子がない。
野獣先輩の家は東京のド真ん中に建っており、そんな場所の屋上で裸になったら多くの人の目に触れるため遠野のように恥ずかしがるのが普通なのだが、全く意に介さない野獣先輩はサイコパスなのではないだろうか。
サイコパスは遺伝する可能性があり、野獣先輩の両親・妹も性犯罪者である
『サイコパス』のなかで、3人の研究者のよる反社会的行動の遺伝性についての実験が紹介されている。
簡単にまとめると以下のようになる。
- 実の両親の犯罪件数と、有罪判決を受けた子供の割合は、ほぼ比例した
- 環境要因はわずか4%、残り96%は遺伝によるもの
- サイコパス的な反社会的行動は、遺伝の強い影響を受けており、要因の81%が遺伝である
ここで野獣先輩の家族関係を思い出していただきたい。
野獣父→宅配業者に難癖をつけて性的奉仕をさせる
野獣母→自分の生徒に性行為を強要させる
野獣妹(SIK)→お酒に媚薬を混ぜて飲ませる



完全に遺伝しているのである。
大胆な告白はサイコパスの特徴である
野獣先輩が遠野に送った「お前のことが好きだったんだよ!」という告白セリフは印象的である。
人によっては、この大胆な告白にロマンを感じているかもしれない。
しかし、ここにもサイコパスの要素が隠されていたのだ。
アメリカのワシントン大学が女子学生128人を対象とした実験では、サイコパス、マキャベリスト、ナルシストの三要素を備えた男性は女性によくモテるとの調査結果を出している。
なぜサイコパスがモテるのか
一般の男性は、女性を褒めることに照れがあったり、緊張してうまく口にすることができなかったりするものです。
しかしサイコパスは不安感情が低いため、歯の浮くようなウソでも自然に口から出ます。
女性はそれに気付かず、コロッと騙されてしまいます。『サイコパス』
これこそ、まさに野獣先輩のことである。
さきほど書いたように「お前のことが好きだったんだよ!」という歯の浮くようなセリフを吐けるのは野獣先輩だけ。
よって野獣先輩はサイコパス。
撮影中にアドリブを多様する野獣先輩はサイコパスである
『サイコパス』によれば、サイコパスは相手が喜ぶことを言って巧みに心理を操ることが得意だという。
これを読んで私はピンと来た。
野獣先輩はなぜか淫夢語録しか話さないし、しゃべること全てが名言である。
これは野獣先輩が私たち視聴者を喜ばせようと撮影中に淫夢語録を使っていたのだ。
また、スリルを求めるために大胆なアドリブ(うまいラーメン屋の屋台など)も連発している点も常人とはかけ離れている。
恒例の謎解きアナグラム
まず「サイコパス うんこ 2(浩二の2)」という文字をアルファベットにする。
するとこのようになる。
「SAIKOPASU UNKO TWO」
これを並び替えると
「KUSAIw KONO SUPATTU(くさいw このスパッツ)」となるのだ。
スパッツといえば野獣先輩は普段、「伸縮性のあるボクサー型のスパッツに近いパンツ」を着用していると公言している。
つまりスパッツを着用している野獣先輩はサイコパス。
媚びを売る
今回参考にさせてもらった、中野信子氏の『サイコパス』という本は非常におもしろかったのでおすすめである。
世界中の殺人鬼を紹介して、サイコパスではないかと分析しており、その中には日本人殺人鬼も含まれている。
さらには「オタサーの姫はサイコパスではないのか?」などといった、少し俗っぽい話題も取り扱っており、ユーモアな一面もあって読みやすい。
さいごには「サイコパスかもしれないあなたへ」という章があり、自分がサイコパスかどうか調べる方法や、サイコパスにおすすめ職業まで載っていて最後の最後まで楽しめる本となっている。
興味のある人はぜひ読んでいただきたい一冊である。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
私は過去にsyamu_gameについても考察を行っていますので、よければそちらも読んでいただけるとうれしいです。
『大物YouTuber、syamu_gameの考察。彼が天才と言われる理由』
説得力がある考察+1145141919810931364364893
高得点コメントありがとナス!
でも中野信子さんの本『サイコパス』にMUR並の便乗しただけってハッキリわかんだね。
サイコパス系 例のアレ流行らせコラ!
■サイコパス診断する大先輩.psy
■完全犯罪を成し遂げた先輩.事件編
■再就職したsyamuさん